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坂倉花さんのファンによる初等教育ロイヤル感想


初めまして。しずと申します。
noteを書いては消し、書いても何となく恥ずかしくて公開せずを繰り返していたため初投稿となります。

朗読劇『初等教育ロイヤル』がとても良かったため、筆を執った(スマホを持った)次第です。

<前提>
 ・現地で8/22(木)公演、配信で8/25(日)16:30公演を観劇
 ・筆者はタイトル通り坂倉花さんのファン
 ・ミュージックレインのオタクでもあるため橘美來さんと宮沢小春さんにも注目して観ていた

上演は終了していますが、まだ一部配信の販売期間であるためネタバレ注意となります。

それでは、早速感想へ。


視点①坂倉花さん


佐藤さん(坂倉さん)のビジュアルがとてもかわいい。

・約5ヶ月前に出ていた朗読劇から格段に演技力が上がっていた。2023年6月まで一般人(演技未経験)だったとは思えない。ボイスサンプルや初めての朗読劇での演技からして元々才能があるんだなぁとは思うけれど、きっとそれ以上に努力を重ねてきたのだろうなということが感じ取れた。

・成長速度が凄まじい。観劇した2回目の公演と千秋楽を比べても演技がパワーアップしていた。

・佐藤さんはおとなしいキャラクターのため声を張らない(張れない)場面が多く、素人からするとマイクに向かって小さな声で演技するのは逆に難しそうだなと思うが、"細い声"と"通る声"が共存する演技をしていて、こんな声も出せたの!?と坂倉さんの演技の幅に改めて吃驚した。

・ヒロインである佐藤さんの精神的な成長も物語の重要な部分であると思うが、それを見事に表現していて素晴らしかった。おとなしくてか弱い少女に段々と自分の意思が芽生え、最後は……という場面では、儚くて可憐な印象はそのままに、残酷な状況に置かれて成長した佐藤さんの内面の強さが伝わってきた。

・千秋楽は佐藤さんの最後の、及び最期のシーンで坂倉さんが泣きの演技(声で泣いているのを表す演技)ではなく、本当に泣いていて自分も泣きそうになった。
2回目の公演も勿論、坂倉さんは佐藤さんとして舞台に立っていたのだが、千秋楽の坂倉さんは完全に"佐藤さん"になっていたように感じた。

・千秋楽はとあるシーンがアドリブ祭りでキャストも観客も笑っていたのだが、ここでも引っ込み思案な佐藤さんのキャラクターを保ちつつ、アドリブも入れていて本当に驚いた。笑える場面なのに、その成長に感動した。


以上が、坂倉さんに着目した感想を簡潔に纏めたものとなります。
簡潔じゃなくない?と思った方もいらっしゃるかと存じますが、ご容赦願います。


視点②ミュージックレイン3期生の2人


・橘さんは、彼女の声質に正義感が強く仲間を大切にする木村さんというキャラクターがとてもよく合っていた。木村さんとして舞台に立っているけれど、素の橘さんがこんなキャラクターだとしてもしっくり来るというか……。それぐらい自然に木村さんを演じているように感じた。
初期から持っていた印象ではあるが、橘さんの雰囲気はとても華やかで舞台映えするので、舞台上で演技する彼女をもっと見てみたいなと思った。

・宮沢さんは数年前から演技力が格段に上がっていて本当に驚いた。アニメでの彼女の演技は"伸び代がある"という印象だったが、それが数年の時を経て驚異的に進化していた。
そして初期の頃の彼女に対し、あまり自分に自信が無いのかなぁと写真や動画を見て勝手に心配していたのだが、今ではそれも杞憂だったようで……。堂々と舞台の上で、緊張する様子も無く演技をしている彼女を見て安心した。

・真面目で控えめな学級委員の中村さんと、そんな彼女と2年生の仲間たちが仲を深めるきっかけとなった木村さんの2人の演技は、普段同じ3期生として活動している彼女たちの絆が強いからこそ、より良いものになっているように感じた。
彼女たちの人となりを少し知っている自分だからそう感じるのかもしれないけれど、2人とも普段の関係性を上手に役に活かしているという印象を持った。この2人をこの配役にした方も素晴らしい。


以上が橘さん、宮沢さんに着目した感想です。
これまで2人の演技にちゃんと触れたことがあるのは某アイドル作品のみで、ミューレ3期生がお披露目された生放送と、デビューしてからあまり年月が経っていない頃に放送されたアニメの印象が強かったため、2人の成長には本当に驚きました。


視点③その他(脚本や他の出演者、お見送り会等)


・笑いとシリアスのバランスがちょうど良く、2時間と朗読劇としては長めだが、テンポも良かったため時間があっという間に感じる面白さだった。

・現地で観劇した日は南早紀さんが出演していたのだが、自分の席とゼロズレの位置に来たとき、あまりの美しさにびっくりした。美しさに気を取られていたら唐突に彼女が演じる山田さんが狂い始めて驚いたが、狂った演技も素晴らしかった。

・小学生の中では1人だけスタンドマイクではなく台本も持たずに演技していた中ボス(ラスボスは校長・教頭とする)キャラの林くんがカッコよかった。林くんを演じる花塚廉太郎さんのビジュアルと声がとても良かった。林くんのキャラクターとの対比もあり、オフショットがものすごくかわいい。

・お気に入りの男性キャラクターは主人公のあきよしくんなのだが、橋本さんと正木さん、どちらのあきよしくんも本当に素敵だった。
橋本さんのあきよしくんからは彼なら本当に佐藤さんを守ることができるのではないか?という正義感と心の強さを感じ、正木さんのあきよしくんは明るく元気で、好きな子を守るかっこいい男を夢見る小学生の男の子感が強かった。
同じキャラクターでも演じる人によって印象が異なり、この演技の違いを比べて楽しめるのがダブルキャストの醍醐味だなと思う。

・お見送り会では、舞台上にズラっと並んだ出演者の皆さんに手を振って見送っていただいた。こんなに大勢の美男美女に見送られることは、今後なかなか経験できない気がする。(ミューレ3期生の2人は居らず、ミューレバリアの堅固さを感じた。)

・上記のお見送り会では、朗読劇終わりで疲れているであろう坂倉さんに「さくちゃん!」と呼びかけて🫶を送ったのだが、キラキラした笑顔で「ありがとう〜🫶」と返してくれて最後まで幸せな気持ちでいっぱいだった。さくちゃんありがとう。


最後に:坂倉花さんの布教をさせてください。


"さくちゃん"こと坂倉花さんが気になった方は、彼女の活動の主軸であるLiella!以外での演技にもぜひ触れてみてください。

彼女の演技に触れるおすすめの順番は以下の通りです。
①Liella!鬼塚冬毬ちゃん
②事務所ボイスサンプル
③初等教育ロイヤル(今ならギリギリ配信のアーカイブ間に合います!)
全て下にリンクを貼ったので、興味のある方はぜひ。

のじゃ口調の天使を演じた初出演の朗読劇『美術室に置き去りにされた天使』はDVDが発売されているそうなので、気になる方はよろしければこちらも。
※これらは全てステマではなく坂倉さんの布教です。


初等教育ロイヤルの配信アーカイブ期間に間に合うように書いたため、推敲しきれていない部分がありますが、書き残したいことは書けたと思います!

坂倉さん目当てで観劇したつもりが、すっかり『初等教育ロイヤル』という作品のファンになってしまったので、今後も密やかにおとな小学生さんの作品はチェックしていく所存です。

以上、坂倉花さんと朗読劇『初等教育ロイヤル』のファンによる感想でした。


またいつか書きます。

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