【注意】中国入境時、日本入国時の水際対策、その他/2023年1月13日現在
◆新型コロナ感染症に関する各種措置について◆
2023年1月13日現在
さて、12月7日以降、新型コロナ感染対策の最適化が一気に進んだ中国ですが、既報の通りこれにより感染者数が一気に増えてきております。一部で薬品不足や医療リソースの不足も伝えられていますが、蘇州市においては比較的落ち着いているようです。
またそんな中、中国政府では1月8日から入国時の集中隔離撤廃を発表しました。より新型コロナ感染症対策の最適化を図り経済の回復を目指す方針です。
しかしながら日本政府は中国国内での感染拡大を受けて水際対策を強化しました。また、これを受けて中国政府は日本人への新規ビザの発給を停止していますので、これらについて下記で整理しています。
1.【入国時の隔離撤廃】1月8日より中国入国時の集中隔離を撤廃
中国政府は新型コロナウイルス対策に関する入国時の措置を1月8日にすべて撤廃しました。重症化防止を今後の防疫対策の目標と明記し、新型コロナ感染症対策の最適化を図り経済の回復を目指します。またこれに伴い航空便の便数制限や中国人の海外渡航制限も撤廃しています。
尚、8日以降の中国入国については航空機搭乗時に48時間以内のPCR検査陰性証明が必要ですが、事前に専用サイトまたはアプリに検査結果をアップロードする必要があります。 ところが実際にはアップ出来ない事態も発生しており、紙ベースの陰性証明を持参した方が良さそうです。 またこの陰性証明は入境時ではなく搭乗時に各航空会社がチェックしますので、必ず搭乗予定の航空会社に事前の確認をしてください。
http://jp.china-embassy.gov.cn/jpn/tztg/202212/t20221227_10995914.htm
2【中国→日本入国時の水際対策】空港での検疫と隔離措置について
1月8日より、中国からのすべての日本への帰国者・入国者に対して出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書が求められています。
また1月12日午前0時以降、中国(香港を除く。マカオを含む)からの直行旅客便でのすべての日本への帰国者・入国者に対して、出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書の提出が求められています。これまで有効であった、世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチンの接種証明書(3回)では現在入国(航空便への搭乗含む)できないのでご注意ください。 https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2023C001.html
また日本へ入国するすべての方についてVisit Japan Web での陰性証明等の事前登録が必要になります。搭乗前までに必ず登録を済ませておきましょう。登録はこちら→ https://vjw-lp.digital.go.jp/
Visit Japan Webとは?
入国手続き「検疫」、「入国審査」、「税関申告」をウェブで行うことができるサービスです。海外から入国される方のほか、日本に帰国される方もご利用頂くことができます。
3【日本→中国のビザ発給停止】現在のビザ発給停止について
1月10日、中国駐日本大使館より以下通知が発布されました。
引き続き今後の大使館通知等にご留意ください。
お知らせ (2023-01-10 20:56)
本日より中国駐日本大使館と総領事館は日本国民に対する中国一般査証の
発行を一時停止します。再開については、改めてお知らせします。
中国駐日本大使館
http://jp.china-mbassy.gov.cn/jpn/lszc/hzqzyw/202301/t20230110_11005327.htm
【重要提示】
・対策や情報はめまぐるしく変化します。常にご自身で最新の情報をチェックするよう努めましょう。
・本投稿にてご紹介している情報に関しては必ず正しい一次情報を確認の上、自己責任にてご対応ください。本投稿の情報により発生したいかなる損害、損失等についても弊社ならびに投稿者は一切その責任を負いかねますので予めご了承ください。
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