元号民営化
もうすぐ終わろうとしている平成は民営化の時代だった、かどうかは分からないが、あのきっちりセットされたロマンスグレーの髪の小泉元首相が聖域なき構造改革というスローガンを掲げて実行した郵政民営化はとにかくインパクトがあった。
ちなみに平成に民営化された組織は次の通りだそうだ。
日本郵政公社 → 日本郵政グループ (郵政民営化関連法、2005年)
道路関係四公団[6] → 高速道路株式会社(高速道路株式会社法、2004年)
電源開発株式会社[7] - 電源開発促進法の廃止(電発法、2003年)
帝都高速度交通営団 → 東京地下鉄株式会社愛称「東京メトロ」(2004年)
新東京国際空港公団 → 成田国際空港株式会社(2004年)
日本アルコール産業 → 新エネルギー総合開発機構(NEDO)アルコール事業本部(1982年) → 日本アルコール産業(2006年[8])
国が持っていた株式を完全民営化は次の通り。
電源開発株式会社 - 2004年10月に完全民営化。
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本) - 2002年に完全民営化。
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本) - 2004年に完全民営化。
東海旅客鉄道株式会社(JR東海) - 2006年に完全民営化。
株式会社日本興業銀行 - 2002年にみずほフィナンシャルグループに合併。
九州旅客鉄道株式会社(JR九州) - 2016年に完全民営化。
このへんは「へー」と読み流していただいて、閑話休題、もうすぐその平成が終わろうとしている。
そして次の元号を決める動きが慌ただしい。
そのために何人の人がどれだけの時間を使っただろう、Twitterでの大喜利も含めて。
元号が変わることで国民が得られるメリットとは何だ? 単なる趣味の域を超えないのではないか? こんなとき蓮舫議員がいたら「それを国がやる必要があるんですか?」とバッサリ仕分けしてくれたことだろう。
私は元号民営化を唱えなかった蓮舫議員を一瞬恨む。