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ペン先への気付き(フリクション比較)


購入報告と導入

新しい文具を購入した。

・ルーズリーフバインダー SESSION ミニ
・書きやすいルーズリーフ ミニ 無地
・書きやすいルーズリーフ ミニ 方眼5mm
(いずれもマルマン)
・パイロット フリクションシナジーノック0.4

とある目的のためにこの一式を購入したのだが、目的とノートについては追々別の記事で書こうと思っている。

今回はペンの話。買って気づいたこと、使ってみて思ったことを書く。

フリクションって気軽でいいよね

公的な書類や文書には使えないが、書いて消してまた書いて、という鉛筆のように気軽な使い方が出来るフリクションは個人的に好きな文具のひとつである。
これまでも様々なタイプのものが出るたびに購入して使っているのだが、シナジーノックは初めて購入した。

一緒に購入したノートに対しては以前から持っていたフリクションZONE(0.5)でもいいかなと思いつつ、ボール径もペン先も細いなら細かく書き込む分にはいいかもとも思い導入を決定した。

シナジーノック(左)とZONE(右)
ペン先。結構違う。

「歴史を書きかえ、新たな1ページを紡ぎます」という売り文句のとおり、
書いてみると確かにさらさら書ける。
軸のぐらつきも無いのでガリガリ書いていても大変書き心地が良い。
そして予想通り細かい書き込みも割と出来る。

トラベラーズノートのテンプレート

ノートを書くときにテンプレートを使うことが多いのだが、このテンプレートを使ったときの感動が特に大きかった。

比べてみよう

折角なので、当初使おうと思っていたZONEとどのくらい違いがあるのかを比べてみることにした。

フリクションボール0.5赤(下) ポイントノック0.4ブルーブラック(上)

折角ついでに初代フリクションボール、ポイントノック先輩にも来てもらった。本来比較する上ではインク色は揃えておきたいところなのだが、そこはご容赦いただきたい。

諸先輩のペン先。左がポイントノック先輩

ついでにテンプレートによる違いも比較。トラベラーズノートのテンプレートは真鍮製ということもあって割と厚みがあるので、薄いテンプレート代表としてロルバーンのテンプレートにも参加してもらうことにした。

ロルバーンのテンプレート

比較方法・結果

①塗りつぶし、②枠線(テンプレートのフチ)のみ、の2パターン書く。

結果は以下の画像のとおり。全体左側がトラベラーズノートの、右側がロルバーンのテンプレートである。

ちょっと見づらいかもしれない。ごめん。

所感

  • ペン先が細いシナジーノック、ポイントノックは枠線引きに強い。テンプレートの厚い薄いにかかわらず、しっかり角まで使うことが出来た。
    わかりやすい部分で言うと各字の太さ、飛行機の尾翼部分に差がある。
    書いてすぐにテンプレート動かすから所々ちょっと伸びちゃった。失敬。

  • 塗りつぶす分にはペン先の違いはあまり見られず。塗りつぶし作業自体はペン先が太い方がやりやすかったが、これはボール径の差かもしれない。そりゃあ0.4より0.5の方が塗りやすいよね。

  • シナジーノックとZONEはインクの出が良い(新しいからというのもあるかもしれないが)。
    ポイントノックとフリクションボールに比べて塗りつぶしたときのムラ(上から書いて白くなっちゃうやつ)が少なかった。

結論

テンプレートとの相性が良いのはシナジーノック。塗りつぶす分にはZONEでも全く問題ないが、吹き出しやリボンを使う時や、中に色を塗りたい時など枠線だけ欲しいときはペン先が細い方が書きやすい(そういう高等テクはあまり使わないけど)。
輪郭がはっきりするので、テンプレートを使ってきっちりキレイにノートや手帳を作りたい、という人にはシナジーノックおすすめです。

最初は「シナジーノック、なんかいいなぁ」という感じのふんわりとした記事で終わる予定だったのだが、力が入ってしまった。

文具購入を考えている人への参考に少しでもなれば幸いです。では。

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