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ロングコートダディ単独「あらコズミック」感想

私の大好きなロングコートダディの単独ライブを観に行ってきました。
ネタバレありなので、見てない方は是非配信をご覧ください。

どうしても会場へ観に行きたかったので、ど平日の昼間(14時開演)の回に応募したら運良く当選したので、お仕事を休んで行ってきました(笑)
最高の有休をありがとうございます。

電子チケットだったので、当日の朝10時頃にLINEで送付される電子チケットを見ると座席が分かるんですけど、なんとそこには"1列目"の文字が。

思わず「やばい!!!!!!」って声出ました。
大手町ホールという結構でかめの会場で最前。
近すぎて逆に見にくいのでは?という一抹の不安も抱えつつ観に行きましたが、1列目ならではの見方ができてとっても楽しかったです。

近くで見れることの良さは、
 2人の表情がはっきり見えること。
 2人の存在をリアルに感じられること。
 舞台のこだわり等を間近で感じられること。

あとは、
 匂いが届くこと。笑
そして、
 舞台が暗い状態でも姿を捉えることが出来てしまうこと。笑笑

オープニングコントの「未知とのどすこい」では、
初っ端兎さんが暗闇に現れた瞬間から前の方がざわつくくらい面白すぎる姿が見えてしまってて、
照明が当たった瞬間大爆笑不可避だった。

兎さんは本当に存在してるだけで面白い。
いつも思うけど、頭脳派の堂前さんとの相性が良すぎる。

このコントを皮切りに、
宇宙(コズミック)
のワックワクな世界がスタートしました🚀👽💫

オープニングの映像はめちゃくちゃお洒落でカッコよくてイケてた。
ロコディの単独は世界観が強めで好き。


1.情けない男

色んな「情けない」で楽しませてくれるコント。

一番好きだったのは、おうちデートでかぼすゲームをやる場面。
シンプルにスコアだけで伝わる情けなさとスピード感の良さがハマりまくって大爆笑。
そんなバカな、と思うスコアなのがまたじわじわ笑を誘われた。笑

2.ひとたまりもない

聞きすぎて公演後も呟きたくなるワード。笑

堂前さん結構笑ってたけど、絶対素で笑ってる瞬間あったよね?笑
なんか本人たちもすごい楽しそうで良かった。笑

3.ティアラ

兎さん演じるティアラちゃんのビジュアルのインパクトがやばすぎて一生忘れない。

夜のお仕事をしてて、デブすぎてなかなか選ばれないから、オーナーの堂前さんが試行錯誤する話なんだけど、

兎さんの体毛がなくてつるっつるだから、女性役なのが妙にリアルだった。
可愛こぶった喋り方とか、アホすぎる意味不明な言動とかもあって、
表現するとしたら「キモカワ」なんだけど、
個人的には「キモ」が「カワ」を上回ってて、最前で観てるのがしんどかったです。(めっちゃ褒めてます)

しんどいけど、もう一回ティアラちゃんに会いたくなってる自分がいる。笑

そして、絶対にそんなわけないのに、素でやってんじゃないか?って思うくらい兎さんは演技が上手。
堂前さんが兎さんを活かすコントを作るのが上手すぎるというのもある。笑

4.両手金属顔金属探知くん

このコント、そんなタイトルだったの?笑

病院で息絶える直前の、心臓の鼓動に応じてピーピーなるアレ、
暗転スタートで音だけ聞こえてたから、
病院内で心電図が見えるような情景をイメージしてたんだけど、
終始暗闇の中で一生懸命動く堂前さんが見えてきてめちゃくちゃ笑った。

舞台が明るくなって、ようやく姿が見れる!と思ったら、
両手は金属で、顔は金属探知機の両手金属顔金属探知くんとやらが、リズム盆踊りみたいなダンスしてこっち向かってきた。

心電図じゃなくてこいつの音だったんかーい

とはならないって。
なにこいつ。

状況を飲み込めないまま、機敏に動く両手金属顔金属探知くんがおかしすぎて笑いながら戸惑ってたらコント終わってめちゃくちゃ笑った。

こういう尺の短いシンプルコント大大大好き。
意味とかない。


5.ひらめき

初見のルービックキューブをすごいスピードで揃えていくいかにも頭脳派の探偵が、事件を解決する決め台詞をキメそうで全くキメないの、良すぎる。
音楽も相まってフリが効きまくってて気持ち良く大爆笑してた。

堂前さんがコントの長台詞を言いながら、ガチでルービックキューブを揃えてて結構感動した。普通にやってること凄いよね。

そんで兎さんはコント中にガチでカレー食べてた。
普通にいい匂いしてめちゃくちゃお腹減った。4Dコントいいって。笑
ちっさいスプーンで、かき込むことなく一生懸命カレーをすくって食べまくる兎さんはずっと見てられたなぁ。

6.あらコズミック

最後は本単独のメインコント。

小さい頃に自作通信機で通信した宇宙人を見つけるために、努力して研究者になって、宇宙船でロボットと宇宙を旅する話。

宇宙人を見つけるという夢を叶えたい人間と、感情を持たないロボットがぶつかって話が展開していくところは見応えがあった。

このまま宇宙人を見つけられないまま帰ると、今までの人生が無駄になる。だから、見つかるまでは帰らない。
でも、見つけるために努力すればするほど、見つからないことの証明になってしまう。

人間の人生を考えさせられるような言葉がたくさんあって、心に刺さりまくりました。

ロボットのさのやまが、感情はないはずなのに、なんかちょっとウザくて、でも憎めなくて、完全に兎さんらしくて愛おしかったな。
そのロボットに人生を変えられて、夢に向かって突っ走って生きてきて、結末は思い描いたものではなかったけれど、悪くなかったって思えてるんじゃないかな。最後はふっと力が抜けて、やりたいこと全部やろーって前向きな気持ちになれている感じ。
なんだか、ロコディそのものを表している気もして、胸が熱くなりました。

オチが天才的すぎて、映画一本観たような満足感を味わえた。
堂前さんの脳内をこうやって表現してくれて大変ありがたい。
夢とロマンでいっぱいの素敵なストーリーの中に
笑いも詰まってて最高のコントでした。

コント間のVTR

コント間のVTRも、堂前さんのセンスと兎さんのヤバさが爆発してて最高だった。

一番好きだったのは、AIにタイトルを与えて生成させた絵を見せて、タイトルを当てるゲーム。

堂前さんの愉快なワードセンスと、楽しそうに答える兎さんが良すぎた。
自分が想像したワードと全く違うニュアンスのワードが兎さんが出てくるのも面白かったし、答えも面白かった。
シンプルにゲームとしても凄く面白くて、別のシリーズでも観たいと思った。

今回の単独のイラスト、生成AIで発生しがちな気持ち悪い指を取り入れたのかな〜とも思った。
色味やデザインとも相まって、お洒落になってる。
そう、ロングコートダディってお洒落なんですよね。そこも好き。

あとは例年通り、
兎さんの好きな◯◯ベスト100を見て、1位を当てるやつ。
ほんとに彼の感性どうなってんの。
難易度エグいけど、いつか1位を当ててほしい。

マユリカとの動画は、結末がロコディすぎました。
4人それぞれが3分で作ったパペットで即興劇をやり、3歳の姪っ子にどのキャラが一番かわいいか評価してもらうコーナー。

誰が一番好き?と聞かれて
姪っ子ちゃん「みんなちゅき」
って答えててきゃわいーー!!ってなってたら、

このコーナーの結論が
「みんなちゅき」
になってて、平和すぎて溶けそうだった。

うわぁ、これがロングコートダディの世界だぁ、、、。って、噛み締めまくりました。すき。

最後に

そしてコントの最後の最後、
宇宙から帰ってきた彼が、
VTRでも出てきた知らない歌をアコギもって練習してて最高だった。
サワラ、触らなぃ〜で♪
すきすぎる。
またあの歌聴かせてください。笑

結論、
兎さんの良さを活かしまくる堂前さんの脚本力とキャラデザセンス、本当に天才だと思います。大好きです。
今年も2人が創り出す最高の世界に浸れて大満足です。ありがとうございました。

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