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ジャルジャル 大晦日ライブ 感想

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ジャルジャル大晦日ライブ
1部🎍大晦日もジャルジャルと逢いましょう 
に行ってきた

有楽町 I'M A SHOW(アイマショウ)


開幕後、福徳さんに「大晦日にわざわざ1人でライブ観にくるめちゃくちゃ頭のおかしい人たち」と言われたけど本当にその通り。

チケットの名前が「大晦日少し暇なん?」なのもおもしろい。暇なのバレてる。
ちなみに通し券は「大晦日、暇なん?」らしいです。

めちゃくちゃ暇なので本当は通しで行きたかったけどビビって1部だけ。

前から3列目、ありがとう

即興コントのライブということは書いてあったから、
これまで何度もやってる「超コント」と同じように
「お客さんが書いた上の句と下の句を集めて、その場で引いてできたタイトルでコントする」というやつを想像してたら、

「2024年にモヤモヤしたエピソードをジャルジャルがコントにして笑わせてくれる」

とかいう内容だった。めっちゃいい!
ガチの2024モヤモヤエピソードを書きましたが残念ながら引いてもらえず。

恥ずかしいので内容は秘密

以下、全7コント。

公式アカウントがXに載せてくれてた

タイトルとネタの中身が違いすぎて内容が思い出せないので、補足としてキーワードメモしとこ。

ここでしかかげない臭い(トロフィー)
美容院(バンド)
仕事中うるさい奴(会長不審者)
忘れるはずない物忘れる奴(ピザ配達)
勉強してこなかった奴(寿司職人)
客に怒られた先輩(スタンガンティンカーベル)
ルールの多い部活(ほ部)

ジャルジャルの即興コントを見る度思うけど、ほんとに打ち合わせゼロで、タイトル決まったら速攻でネタが始まるのが凄すぎる。その場で作っていく感じが見えてほんとに面白い。

特に好きだったコントが『美容院』。
エピソードとしては、「美容師さんとの会話で嘘つきすぎて次回行きにくくなった」みたいな内容だったんだけど、「美容院」とかいうあまりにもアバウトすぎるタイトルで速攻スタート。

最初2人とも袖にはけてジワジワと登場してくるんだけど、明らかに2人ともお客さん役をしててやばすぎた。

キャラが被ってることに2人も私たち観客も同時に気づいて会場大爆笑。まだ一言も発してないのに苦しいくらい笑ってた。

この先はどうなるんだろうと思ったけど、お客さんらしき2人のままなんとか美容院コントとして成り立たせたのがほんとにすごい。

そのまま歌ネタになって(もう意味わからん)2人でライブするんだけど、歌詞も意味わからんし、後藤さんのコーラス?のリズムキモすぎるし、意味わからん尽くしで2人も笑い堪え切れてなくて歌いながら笑ってた。
それがもう面白すぎて涙流しながら笑った。ハンカチ必要なくらい泣いた。面白すぎる。

お互いの演じるキャラを把握する暇もないくらいのスピード感で始まる上に、
リアルタイムで物語が展開されていくから、無駄な設定が生まれてしまったり、奇想天外なストーリーになったりするのが本当に面白い。

ジャルジャルのネタを見る時、「いやどうなったらそんな発想になるんだよ」って思うことが多いんだけど、こういう即興コント見るとなんか納得できるかもしれない。笑
持ってるアイテムから無理やり話を繋げたり、話の辻褄を合わせるためにおかしな設定が生まれたり、、、。

トロフィーの土台と上の部分の匂いが違うとか、「ほーー!」って歌うだけの部活「ほ部」とか、試験会場で寿司を握るとか、普通には絶対に思いつかないものが生まれる。

でも、やっぱり即興だと出口(オチというかコント終わりのきっかけ)を探すのが難しいらしく、最後のコントは体感30分くらいやってた気がする。笑
でもその中でこれまでのネタの伏線を回収してて凄すぎて意味わからなかった。お腹いっぱいすぎ。

『忘れるはずない物忘れる奴』のコントで、後藤さんが被ってた警官の帽子が絶対いらなかったのも面白かったなぁ。
後藤さんがおそらく頭に浮かんでたのは拾得物を預かる交番のお巡りさんとかだったんだろうけど、先にピザを忘れてきたピザ屋の配達員が出てきちゃったから、どうしようもなかったんだろうね。笑
お巡りさんって自宅でもあの帽子被るんだ。笑
そういうハプニングも含めて面白い。

コント前後で久々に2人が素で話してるところ見れて良かった。
単独では一切見れないし、大体平場でもキャラクターの状態で出てくるから本当にレア。
最後は結局2人とも標準語の殻を被ってて素ではなかったのも彼ららしい。

福徳さんが最初に、「単独とは違ってラフなライブなので、腹抱えて笑うなんてことはないと思いますけど」とか言ってたけど腹抱えて涙流しながら笑いました。

最高の笑い納めをありがとうございました。

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