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自分の変化を感じるためのエントリー
SHE AWARDSとは?
SHEを通して、自分らしい生き方を実現しようとする 全てのシーメイトさんをお祝いする年に1度の祭典です。
SHElikes受講生のわたしが、いつかこの場に立ってみたいと憧れていたSHE AWARDS。エントリーシートに記入したものを一部加筆修正し、ここに認めようと思います。
SHEに入会した理由
2021年7月8日、わたしはSHEのステートメントに出逢いました。
この日わたしはとある企画をやるかやらないか決める必要がありました。やることに決めたわたしは、何者でもないから何者にでもなれる。やってみないと本当にできないのか、はたまたできるのか分からない。わたしは可能性を信じたいし、チャレンジができる人でありたい、変われる人でありたいと伝えました。その際にまさにこれだと教えていただいたのです。
1428年、16歳の普通の少女 ジャンヌダルクは、とある街を解放へと導いた。
当時、誰が予想しただろうか。
女性が、ましてや子供が、自由のために戦い、世界を変えるなんて。
「女だから」「男だから」
「まだ若いから」「もういい年齢だから」
「あの人は特別だから」「わたしは普通だから」
私たちは知らず知らずのうちに、自分に不自由な呪いをかけている。
でも、もしその呪いから解き放たれた時、そこには必ず新しい世界が創造されるはず。
「私たち」を定義するものなんて、何もない。
だからこそ、何にでもなれる。
それからというもの、ステートメントもブランドムービーも大好きで何度も何度も見ました。これらに何度も何度も励まされました。
正直、SHElikesと出逢ってからもしばらくの間は、家業持ちのわたしには無縁な世界だと思っていました。しかし、何度もステートメントに励まされる中で、ふと、SHEに入ったらどうなるだろうという好奇心が湧いてきました。そしていつしか、無縁だと思っていたSHEの講座も、見方によっては家業にて学びをアウトプットできる、実践に落とし込める、実験できる環境があるのではないかと考えるようになりました。もしかしたらこの環境は強みになるかもしれない。
わたしのきっかけもここにあって欲しいとSHEへ飛び込みました。
現在の仕事
家業を継ぐべく後継者として奮闘中!
(家業持ちのシーメイトさんってどのくらいいらっしゃるのだろうか??
SHEの活用方法などシェアしたり繋がってみたい!!!)
SHEに入会してからの変化
SHEに入会してからの変化をあえて一つあげるとするならば、〝感じることから始めよう〟と思えるようになったことです。
SHEに入会するまでのわたしは、自分の作った勝手に囚われていました。誰かとの比較、社会や誰かの定めたスタンダード、常識、正解や間違い、白黒、自分を疑うこと、こうあるべき、こうであらねばならない、など、たくさんの囲いの中でがんじがらめになっていました。周りに目が向きすぎるが故、自分のことが見えなくなり、今自分が何をどう感じているか、心の声を聞くこともできなくなっていました。そして、そんな自分を認識し、どうにかしたいと口では言いながら、囲いの中にいることが安心でもあったのです。
また、昨今セルフラブや自己肯定というワードを目にしたり耳にする機会が増えました。セルフラブや自己肯定というワードの持つ、自分を愛そう、好きになろう、それが良いことであるというイメージに引っ張られていた囲いの中のわたしは、自分を好きだなんて思えるはずもなく、そんな自分を否定しては更に苦しくなっていました。
しかし、日々の積み重ねの中で、いつの間にかわたしの中でわたしに対する解釈が変わっていました。
そもそも、そんなに自分を好きにならなければいけないのでしょうか?好きな部分も嫌いな部分もある。好きでも嫌いでもない部分もある。同じものがその時々で好きにも嫌いにもなる。そのような境界もはっきりしていない、曖昧なものだと思うようになりました。
自分のことを嫌いでもいい、自分のことを無理に好きにならなくたっていい、変わろうとしていることも、変わりたくても変われないことも、そんな自分がいることを自分だけは理解してあげよう。自分で自分を傷つけない、苦しめない。わたしだけは自分のことを否定しないであげよう。自分に対する言葉の暴力をやめる。全てをひっくるめて、ありのままのわたしを尊重したい。そう思えるようになりました。
わたし自身が心地が良いもの、自然と大切にしている価値観、本来の囲いのないわたしとは何かを感じ、考えるようになりました。変わったというよりも、本来のわたしを取り戻しているような感覚なのかもしれません。
そんなわたしのエモーショナルジャーニーはまだまだ始まったばかり。
今日もわたしは感じることから始めます。
変化を起こすきっかけになった経験
SHEメイトのお約束の中に、「私なんて」「私にはできない」と決めつけないというものがあります。とても素晴らしいお約束で、そうありたいと強く思う反面、どうしても「私なんて…」という思いを消すことができませんでした。
SHEに限って考えても、コースは全然受講できない、仕事にも反映できていない、イベントの参加も、コーチングの受講も、シーメイトさんとの交流もできない、自発的に動くこともなく、幽霊部員のようなわたし。周りを見渡しては、みんなできていて、キラキラしているように見えて、たとえ何か苦しんだり、もがいていても、その姿すら美しくて、みんなのいる向こう側に行きたいのにいけないと、自己嫌悪や劣等感が積み重なっているのを感じていました。
そんな中、先輩シーメイトさんに、SHElikesの醍醐味はコーチングでもあることを教わりました。できない理由を並べるのが得意なわたしは、コーチングに設定されている時間も合わないし、誰かに自分のことを話すのは苦手だし、キラキラしている人の話を聞いて劣等感を感じることも、問いに答えられないことも、いい感じのことを言えないかもしれない自分も見たくないし、自己嫌悪に陥ることも、何もできていない自分と向き合うのも嫌で、入会後の最初のコーチングを受けて以来、全く活用していませんでした。しかし教えていただき、背中を押され、その場で申し込んだのです。
「私なんて」は消えるものじゃない。向こう側の人だと思っていたコーチが、今も「私なんて」を感じることがあるというお話を伺い、「私なんて」と考えることは良くないこと、「私なんて」は消さなければいけない、そんなわたしの中にある思い込みに気づくことができました。そう思うわたしがいても良いんだと思えるようになりました。劣等感は消えるものではなく、付き合っていくものだと思えるようになりました。
誰かと話すことで、共感したり、感じ方の違うことに気づいたり、新たなものの見方を発見したり、誰かがいるからこそ知ることのできるわたしらしさもありました。また、話を聞いてくれる仲間がいること、心の内をさらけ出せる仲間がいること、背中を押してくれる仲間がいること、自分でも気づくことのできない自身の変化を言葉にしてくれる仲間がいること、導いてくれる仲間がいること、書ききれない素敵な仲間との出会いが、今のわたしを作っているのだと思います。
こうしてみると、何か一つの大きな出来事が変化を起こすきっかけになったわけではなく、ここには書ききれない小さな気づきが、小さく見えることの積み重ねが、大きな変化をもたらしてくれているのだと感じます。
ぶつかった壁と乗り越えた方法
囲いの中にいたわたしは、自信を持つことができず、自分で自分を認めることができないために、誰かに認めてもらいたいという承認欲求が強くありました。結果を出して認めてほしい、すごいって言われたい。その反面、認められなかったら、失敗したら、結果を出せなかったら、見当違いな言動をしていたら、周りにどんな目で見られるだろう、どう思われるだろう。そんな恐怖心も強く、前に出ることを避けてきたように思います。
そんなわたしがぶつかった壁の一つは、SHEアワードへのエントリーでした。あの場に立ちたい。そこからの景色を見てみたい。わたしの変化をわたし自身が感じたい。アワードの開催を知った時には、わくわくする気持ちしかなかったはずなのに、時間をおいて、少し落ち着いて考えたら、こんなに素敵な人ばかりの中でわたしなんて選ばれるわけがない、確かにわたしは変わったけど、もっとやれたのではないか、みんなのような強い想いではないのではという疑念や、きっとエントリーさえしなければ負けた気がすることも、誰かを羨ましく思うこともない。そんな気持ちに覆われて、エントリーから逃げようとしていたのです。
そんなわたしが、こうしてエントリーまで辿り着けたのは、日々自分を見つめることで、少しずつわたしの心の動きを感じ、心の声を掬えるようになってきたこと、そして、格好つけずに、正直にありのままのわたしを見せられる仲間がいるおかげです。わたし自身にも、周りにもありのままを見せられるようになったことで、同じ物事でも、不安な側面を見るか、わくわくする側面を見るかで選択が変わることに気付きました。そしてSHEアワードのお知らせを見た際に「エントリーしたい」とわたしの心が動いたという感覚を尊重しようと行動することができたのです。
これからもきっと様々な壁にぶつかることがあるでしょう。もしも不安や恐怖が強くて、自分にブレーキをかけたくなった時は、目をつぶって「えい!」と、飛び込んでみたいと思うのです。目の前に見える思い込みの沼は、外からただ見ている時には、とてもとても深いように思えるものです。しかし、それは幻想かもしれません。実際に飛び込んでみたら、足がつくほど浅い泉なのかもしれない。楽しく泳げる場所なのかもしれない。飛び込んでみないとわからないことがあるのです。分からない、できない、変われないと思い込んで、自分を苦しみや不安、恐れに縛り付けず、古い自分に囚われず、自分の心がどう感じているのか味わえるわたしでありたいのです。きっとわたしの中の世界が広がっていくことでしょう。
次なる目標
これまでのわたしは、目標を立てること、夢を描くことが大の苦手でした。それはきっと自分を信じることができなかったから。もしも頭の中に浮かぶことがあっても、素直な心からのものではなく、誰かの期待に応えようとするものであったり、誰かが良しとしてくれるようなそれっぽいものだったり、わたしが立てた目標なんてと自己卑下してみたりしていました。この問いを見た時もどうしよう、きっと何も浮かぶわけがない、私には書けないと何もしないままに怯えました。
しかし、SHEに入会してからの変化を眺めながら、ゆっくりと、少しずつ考えてみたら、わたしの新たな目標が見えてきたのです。
わたしには〝家業を継ぐ〟という大きな出来事が近い将来訪れる予定です。創業した祖父、事業を大きくした父、3代目になるわたしがやることはなんだろうと長いこと考えてきました。今のわたしが出した一つの目標は、ここまで蓄積されてきた伝統や想いを大切にしながら、中をさらに豊かにしていくことです。
それもひとりで頑張るのではなく、『その一歩を、みんなで。』
とても曖昧で壮大な目標ですが、わたしなりの豊かさを定義し、中から見ても外から見ても豊かで、個人としても組織としても、みんなと共に成長の喜びを感じられるようになりたいと思うのです。わたしがわたしらしさを大切にするように、一人一人のその人らしさを大切にできる文化を作りたいと思うのです。
そう決めた今が変わる時です。
そのためにもまずはわたし自身を。自分を疲弊させ、犠牲にするのではなく、わたし自身が心地よく、わたしの世界を広げていくこと。多様な人や世界と触れ合うことで、感情や気持ちのやり取りを含め、味わい、心地よく満たされながら、できることをちょっとずつ。
最後に
なんだかんだと書いてきましたが、結果としてわたしは選ばれなかったのです。
人としての善し悪しをジャッジされているものではない。そう頭では分かっていても悔しさや虚しさに苛まれ、私なんてと自己卑下もした。
— さっちゃん (@szksachan) March 7, 2023
でもこれを読み、4月15日吹っ切れたわたしでお会いしたいと思った。
せきさん。なんて格好良い人なんだ。 https://t.co/7QR3s1LzZY
しかし、せきさんのこの素敵なツイートに出逢ったことで、スッキリしなかった気持ちとも向き合うことができたし、そもそもわたしは自分で自分の変化を感じたくてエントリーしたということを思い出したのです。だから結果ではなく、こうしてnoteに記録を残そうという気持ちにもなったのです。
そしてエントリーしてから約1ヶ月経った今、こうしてnoteに認めるにあたり、もう一度わたしの想いと向き合ったことで、再びぽかぽかと温かいものに包まれるような感覚になったことが嬉しく、これからもここで整理した想いを胸に過ごしていきたいなと思うのでした。
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