14.計算順序がある?:クエリパイプライン
クエリパイプライン=Tableauの操作の順序
Tableauがアクションを実行する順番。
Tableau の操作順序は、上から下に次のようになっているそうで。。。
日本語版
ちょっとイマイチよくわからないので、少し深堀します
①抽出フィルター
・Tableauに取り込んだ後に処理を行うフィルタ
・グラフ作成時のフィールド全体に影響
・シートにデータを読み込む前にフィルタ
⇒パフォーマンス向上
・ここで前処理したデータは、抽出データ(.hyper形式)として保存
②データソースフィルター
・Tableauに取り込んだ後に処理を行うフィルタ
・同じワークブックのシート全てに影響
・データに「ライブ」接続している場合には、一番先に働くフィルター
・シートにデータを読み込む前にフィルタ
⇒パフォーマンス向上
③コンテキストフィルター
・シートの操作上でのフィルター
※ワークシート単位で影響
・利用するデータを該当するフィルタに通るものだけに制限
・データのサイズを小さくするために利用
⇒パフォーマンス向上
・FIXED関数にフィルタをかけられる
優先順位は
「コンテキストフィルター」>「セット」>「ディメンションフィルター」
なので、下記のようになってしまう。。。
③まで行ったところで、もう一度ここで確認のために表を表示
◆セット(処理)
・データをある条件で分ける(In/Out)
▼こちらでも説明しています
4.グループ化・セット|szkok (note.com)
◆条件フィルター(処理)
◆TOPxx位(処理)
◆FIXED関数(処理)
・LODを指定したディメンションに固定するもの
⇒指定したディメンションのテーブルが作られ、それを集計するイメージ
・ビューの詳細レベルに関係なく (ビューの中の他のいずれのディメンションにも関係なく)、指定されたディメンションで値を計算
▼こちらで説明しています
13.FIXED, INCLUDE, EXCLUDE:LOD計算|szkok (note.com)
④ディメンションフィルター
・ディメンションをフィルターシェルフに入れて設定
・不連続のカテゴリカルデータに対するフィルター
◆INCLUDE関数
・ビューに含まれるディメンションに加えて、指定されたディメンションを使用して値を計算
・ビューにないディメンションを含める場合に最も役に立つ
▼こちらで説明しています
13.FIXED, INCLUDE, EXCLUDE:LOD計算|szkok (note.com)
◆EXCLUDE関数
・EXCLUDEはINCLUDEの逆で、式からディメンションを明示的に除外
⇒ ビューの詳細レベルからディメンションを除去
・ビューに配置されている不要なディメンションを除外する場合に役に立つ
⇒ ビューに配置されていないディメンションを宣言しても意味がない
▼こちらで説明しています
13.FIXED, INCLUDE, EXCLUDE:LOD計算|szkok (note.com)
◆ブレンド
青:プライマリデータベース オレンジ:セカンダリデータベース
・鎖マーク: 複数データソースをつなげる共通のフィールド
⇒ブレンドリレーションシップ
・斜め線で切られた鎖マーク:ブレンドリレーションシップの候補だが機能していないフィールド
⑤メジャーフィルター
・メジャーエリアからフィルターをかけたい項目を選んでフィルターシェルフにドラッグ&ドロップ
・定量的なデータに対するフィルター
・連続値に対して範囲でフィルター
◆予測・クラスター・総計
◆表計算関数
⑥表計算フィルター
「表計算」を生かしたまま、フィルタをかけたい ※下図は「ランク」
ふつうにディメンションでフィルタをかけると、
ディメンションフィルタ > 表計算関数 なので、順位は変わってしまう
なので、「表計算」でフィルタをかける
ディメンションフィルタ > 表計算関数 > 表計算フィルタ
◆傾向線・リファレンスライン
Vizの最終的な仕上がりによって変わる
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