全ての若者が社会を動かす担い手に - BORDERLESS YOUTH FELLOW 始動 -
こんにちは、スズケンです。
noteは久しぶりになってしまいました。今回はちょうど本日リリースした「BORDERLESS YOUTH FELLOW(ボーダレスユースフェロー)」というプログラムの紹介と、個人的にこの企画に込めている想いをまとめてみます。
是非、最後まで読んでもらいたら嬉しいです!
社会問題解決に志を持つ学生を応援することが社会を変えることになる
日々採用担当として、たくさんの学生と話す機会があります。
弊社ボーダレス・ジャパンを志望してくれる学生のほとんどは、社会問題に関心を持ち、自らその問題解決を目指す学生です。
よく目にする日本財団の「18歳意識調査」からも、このような志を持つ学生は、日本においては圧倒的マイノリティ(いわゆる、”意識高い系”)に分類されるのかもしれません。
以前、社会問題解決や社会貢献が特別な現代社会に、そんな利他的な価値観がスタンダードになるティッピングポイントがあるとするならば、ボクは間違いなくこの学生たちの存在がキーファクターになると信じています。
ティッピングポイントとは:
あるアイディアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間。(引用:シマウマ用語集)
社会問題解決を志す学生たちが、一人でも多く自ら社会に旗を立てることができたなら、いつかその旗を機転に社会のマジョリティは逆転する。
でも実際、社会活動に取り組んでいた、社会問題に関心にあった学生の多くが、就職活動を通していつの間にかマジョリティ側に行き着いていってしまう事実があります。
様々な要因があるにしても、学生にとって社会人となる前に「大きな溝」があるのは間違いないです。
会社として採用できるか/できないかの前に、一人でも多くの学生がその志にまっすぐに将来を選べるように、この頃から学生→社会人への橋渡しをどのようにできるか考え始めました。
1ヶ月で100人以上の学生の壁打ちをしてわかったこと
そんな溝に橋渡しができるように、とにかくそんな当事者である学生の話を聞こうと、6月から始めたのが学生の社会活動や就職の相談募集(通称、「壁打ち」)でした。
Twitterの方でたくさんの方にシェアをいただき、1ヶ月で合計100名を超える学生と話す機会をいただきました。(シェアいただいた方本当にありがとうございました!)
<学生からの壁打ち例>
・持続可能な暮らしを目指す若者のためのシェアハウス創設
・学生団体で国際協力活動に取り組む学生のエンパワメント
・カンボジアでの雇用創出ビジネスの構想+社会問題の課題分析
・パラスポーツ選手と障がい者雇用事業
・社会貢献を仕事にするメディアの運営と自身のキャリアについて
・内定をもらった大手企業orソーシャルセクターかのキャリア選択 etc
たくさんの学生の志に出会いわかったこと、それは何よりも持続的に自らの問題意識に向き合ってアクションに起こせる機会だということでした。
就活のためではなく、実現したい社会のためにキャリア選択ができる。
何かを得るための成長ではなく、何かを社会に残すための成長を目指すことができるように。
そんな学生たちを応援するため、社会問題解決へ挑戦する「今」を、自らの実現したい「未来」に向かって全力で伴走できる環境を創りたいと再認識できました。
BORDERLESS YOUTH FELLOW 始動
そして今回リリースしたのが、『BORDERLESS YOUTH FELLOW(ボーダレスユースフェロー)』という学生向けオンラインプログラムです。
ボーダレスユースフェロー(以後、「BYF」)とは、社会問題に挑戦する学生が自らのプロジェクトを立ち上げ、ともに社会問題解決にアクションを起こす”実践の場”です。
■ ボーダレスユースフェローとは
あるスポーツ選手になりたい学生が、憧れのプロ選手に背中を追いかけてスポーツに打ち込むように、BYFでは、社会問題解決に取り組みたい学生が、社会を動かす社会起業家の背中をみて社会活動に挑戦できるロールモデルを提示します。
スポーツのクラブチームが、「強化選手」を指定してそのスポーツの将来の担い手を育成するように、BYFでは、多くの社会起業家を輩出するボーダレス・ジャパンが、「ユースフェロー」を認定し、これからの社会を動かす担い手を輩出します。
ここで大事なのが、社会を動かすのにプロもアマチュアもないということ。
学生であっても、社会人であっても関係なく、一人でも多くの社会を動かす担い手が活躍することが山積する社会問題の解決には必要不可欠です。
そのために必要なのは、”知識や経験のない学生であっても社会を動かす担い手になれる環境”です。
■ ボーダレスユースフェローが目指す先
BE a SOCIAL CHANGE MAKER
- 社会を語る人よりも、自ら社会を動かす人に -
山積する社会問題に、今こそ自ら旗を立てて動き出そう。
知識よりも熱量が、スキルよりも挑戦し続ける行動が、
人を巻き込み、社会を動かしていく。
実現したい社会に向かって、まず一歩踏み出そう。
35のソーシャルビジネスを生み出してきたボーダレス・ジャパンが、
”オールボーダレス” で、そのアクションを全力応援します。
ともに、いい社会づくりへ動き出す仲間を待っています。
山積する社会問題、コロナウイルスの大流行により経済活動が停滞する今、貧困や格差といった問題はより深刻化していく予測がされています。
授業で解いてきた問題に向かう「正解探し」も、これまで経済成長を示してきた「効率のものさし」も通用しない。
これからの社会には、一人ひとりが自立した社会を動かす担い手であるとともに、実現したい社会に向かって共創できる仲間(居場所)をつくることがとても重要だと思います。
ボーダレス・ジャパン代表の田口(ボス)は、社会起業家が集うボーダレスグループのことを、「スイミー」に例えます。
1匹1匹は小さいけど集まって大海原を航海できたスイミーのように、もっと多くの人たちと協力して理想の社会に変えて行きたい。
一人ひとりの相対的な大きさではなく、そこに確実に同じ方向を向いて集まる”仲間の数”こそが社会を動かすためには大切。
だから、このプログラムを通して、まずは社会問題解決の若き担い手を年間100名輩出します。
少なくともボクは、それが社会を動かすスタートラインだと信じています。
▽ プレスリリースはこちら
▽ プログラムの詳細&申し込みはこちら
https://www.borderless-japan.com/release/44628/
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