不妊治療とわたし#68
妊娠15w2d。
NIPT検査の結果を聞くため、またも会社を休んで大学病院へ。
結果は陰性だった。
あーよかった!と安心するだろうかと思っていたが、手放しでそういう気持ちにはならず、どちらかといえば気が引き締まる思いでいる。
自分の心の動きを考えてみる。
検査を受ける前に色々考える中で、「染色体異常は弾く対象の障害なのか?」(悪っていうと変なニュアンスになるので、出来るだけフラットな言葉を選んだつもり)、ということを頻繁に考えていた。
そして、検査を受けるにあたり、「客観的事実として染色体異常は医学的には異常だが、生まれてくる生命の価値は変わらない」という考えを採用してみた訳だが、最終的には自分が違和感なくこの説を受け入れ、「結果はどうあろうと産む」とに決めて今日を迎えた。
結果を聞いて喜ぶのは、逆側に「辛い、困る」というネガティブな感情を置くことになる。なので、喜びよりも、出産がいよいよ現実のものになってきたぞ…という覚悟?の気持ちが強いのかもしれない。
こんなことを自分が考えるなんて思いもしなかった。経験は人間を深める、または進める。
さて、無事安定期に入ったことだし、明日にでも会社に報告するとしよう。
とはいえ、私のゴールは、2人(私と胎児ことエイリアン)が生きて出産を終えることなので、先は長い&なにがあるかわからない。
なんとかいい仕事をしながら、夏を迎えたいものだ。
明日からまた頑張ろう。
(画像は、大学病院近くで食べた冷やしきつねうどん。美味しかった)