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フジロック’25の記録 #1「6年ぶりに行くことを決める」
フジロックには1997年から2019年まで毎年参加してきた。自分の人生でも長く続けたことの一つだったが、2020年はコロナで中止になり、初めてフジロックに行かない夏を過ごした。
その後、自分は転職。収入面での変化もあり、そこからフジロックには不参加が続く。毎年YouTubeやAmazonでの配信は必ず観ていたが、一方でどこか心が離れていることも感じていた。こうやってみんな行かなくなっていくのかなとも思っていた。
そして2025年。2月21日、FUJI ROCK FESTIVAL '25の出演者第一弾発表された。例年とは発表の仕方を変えると予告されていたが、その通り第一弾と同時に出演日も発表された。
今年も特に行くつもりは無かったが、HYUKOH & SUNSET ROLLERCOASTER がラインナップされていることに目を奪われた。彼らのコラボ作品「AAA」は2024年に繰り返し聴いた作品だった。去年単独来日もあったけど、それは行けなかった。
彼らは7月25日(金)に出演することが決まっている。
まず「ああ見たいなー」と思うのは毎年と同じなのだけど、今年は日割りが最初から発表されている。
「金曜日なら有休取れるな」「3日間行くのはきついけど、金土と参加して日曜に帰ってくるなら大丈夫そうだな」「日曜も見たい人いるけど割り切って諦められそうだな」などと、いつもより具体的な妄想、というか検討を始めていた。
出演者と日割りを同時に発表する効果は抜群だと思う。
行きたいなーという雰囲気を察してくれたのか、妻から行ってくればというリアクションを貰う。好きなアーティストを観る機会が次いつ来るか分からないのだからと、深い理解を示してくれた。本当にありがたい。
こうして、私は6年ぶりにフジロックに行くことを決めた。
嬉しくてたまらない。全然心は離れていない。
ということで、久々のフジロックに関するあれこれをここに記録していこうと思う。