5/26 リモートの魔物
最近はもどりつつあるけど、テレビのバラエティー番組で芸能人のリモート出演がメインだった時期、お笑い芸人の誰かがリモート出演で滑ることの怖さを話していた。とにかく周りの反応が分からないのが怖いとか。その時はへ~っていうくらいに聞いていたけど、今日はそれを身を持って体験した。
というのも、今日仕事でリモート会議があった。誰も顔出しはせず音声のみ。参加者はほぼ会ったことがない同じ会社の社員ばかりで、十数人ほど参加していた。大した内容ではなかったけど、ぼんやり参加していたぼくは少し気になったことがあってポロッと発言をした。発言した瞬間、流れが止まった(ように感じた)。ぼくの頭は高速回転し、状況を理解した(その間わずか1秒)。たぶん参加している誰もが「は?」と思うような発言をしてしまったのだ。やばい…しまった…という焦りの中で、変に弁明すると二次災害を引き起こす可能性があるという冷静な判断をし、やんわりとターンをおえた。会議はその後すぐに終わったが、あの発言により顔も知らない参加者に何を思われたか、後悔と共にぐるぐる想像してしまい、その後しばらくは仕事にならなかった。よくよく考え直すと言いたいこと自体はおかしくないのだが、言い方が良くなかった。
というかこのレベルでこれなら芸能人のメンタルは本当にすごい。まあ自分はこのレベルのアクシデントで気にしちゃうのだから、何かと気にするのは日常茶飯事である。佐久間さんがラジオで言っていたのは、「何かやらかして気にしないようにするのは無理。気にして気にして飽きるまで気にして、次やらかさないようにする」とのこと。明日からまたがんばろう。
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