バレンタインに贈る川島如恵留くんへのプレイリスト
バレンタインデーに自担への愛を紡ぎたく、ずっと温めていたテーマを形にしようとパソコンを開きました。のえまる定期更新を読んで、こっちこそ制御できない!と思ってから仕上げたので結局間に合わなかったけれど。
きっかけは、お友だちであるmlちゃんのnoteに綴られた、「自担のイメージソング」「自担に捧げたい曲」「〈私と自担〉のイメージソング」の3つ。川島如恵留くんのことを考えながらつくったらどんなプレイリストになるかなと、日常の片隅でドキドキしながら考えていました。
わたしが見えているだけの、勝手に知っているような気になっているだけのイメージにはなってしまうけれど。何となく自分の心のピースにはまった曲を、想いとともに書き連ねていきたいと思います。
チョコレートの代わりに、歌の力を借りて大きな愛を。
①自担のイメージソング:KEI feat.巡音ルカ「Hello, Worker」
「如恵留くんのイメージ」なので、ここはニコニコ動画を貼りたいと思います。
多芸多才、威風堂々、完全無欠、学業と両立する優等生。弱点がなくて完璧なイメージを持つ如恵留くん。わたしも最初はそう思って、Travis Japanを知ったときは正直、担当にはならないと思っていました。「こんな完璧な人なら、それに見合うタイプのファンじゃなきゃなぁ」なんて思ったりして。
だけど、なんとなく如恵留くんのことが気になりはじめてこっそり見つめている内に、「川島如恵留」という人の不思議な人間性に惹かれていました。
真っ直ぐがゆえに尖ってて、周りとぶつかって、嫌われて、を繰り返す中で、自分よりもすごい人がたくさんいること、「自分の『正しさ』が、必ずしも相手にとってもそうだとは限らない」ということに気づいた人。相手と向き合うことを大切に、まぁるく柔らかく誰よりもメンバーを愛するようになった優しい人。
ふと気づいたら、わたしの中にこの「努力して完璧を演じようとしている人」に対するどうしようもない愛しさが溢れていました。
水溜りボンド・カンタくんとのコラボで観た、イラストレーターのwakutaくんとの会話を思い出します。
「如恵留ってそんな球技得意でもない」。わたしは水ボンのファンになった方が先だったのですが、それまでのカンタくんだったらあの場面、多分カットしてたんじゃないかと思うんです。彼もまた、サイボーグと言われるほどストイックで「水溜りボンドはこうでなくちゃ」と作り込んでいた人だったから。
何気ない友達同士の会話でも、如恵留くんにとっては大きな一歩だったのかもしれない。鎧を脱いで「ダメなとこもある自分」を徐々にさらけ出していこうとしている気持ちが、毎日投稿をやめる決意をした直後のカンタくんには分かったのかな、友達だからこそ魅せることができた新しい如恵留くんの姿だったのかな、と何だか勝手に想像しているのです。
そしてROTで見せた、あの下手くそな笑顔。あの顔、本当に弱いんですよね。愛しくてたまらなくなります。
「アイドルに就職した」如恵留くんが本当は不器用で、怖がりで自信がなくて、そのためにたくさん武器を持っているんだと。「アイドルという職業」を自分のものにするため必死で生きているんだと考えたとき、思い浮かんだのが多くの就活生を励ましてきたこの曲でした。
聴いていると全体を通して彼を思い浮かべてしまうのですが、特にこの部分は、大学の卒業式ではなくジャニーズJr.祭りに参加するためご両親に頭を下げた、22歳の如恵留くんと重なる気がします。
周りは就職したり院に進んだりと未来に向かって進む中で、〈昨日〉まで「芸能界」とともに自分の日常にあった「一般社会」の存在が消えてしまう。完全に「ジャニーズ」という道しか残されなくなる。
この選択で正しかったのか分からない。〈明日〉、この芸能という世界に生きる自分は終わってしまうかもしれない。でも〈今日〉だけは「この道を選んで正解だった」と思いたい。
如恵留くんがそんなことを考えたかどうかは想像の域を出ませんが、そんな覚悟で、人生を賭けて挑んだ日だったのかもしれません。
今の、というより如恵留くんが歩んできたこれまでの道のりを象徴しているような歌なのかなと思っています。
Travis Japanに就職した川島如恵留様のご健勝とご活躍を、いつもいつも、一生懸命に、本気で、嘘偽りなく、天地がひっくり返ろうともずっと、心の奥底から沸き立つようなお祈りを申し上げます。
② 自担に捧げたい曲:Every Little Thing 「恋文」
リリース当時からずっとこの曲が好きで、いつかこういう風に思えるような人に出会いたかった。だからこの曲は「如恵留くんのことを考えて選んだ」というよりも「この曲を捧げたいと思える人が如恵留くんだった」と言った方が正しい気がします。
わたしはずっと、アイドルを応援する身として自担にこういう気持ちを抱けるような人になりたいと思っていました。
これまで担当していた人(今も応援してるけどジャニーズではないので、もう担当ではないと思っている)のことを初めて好きになったのは思春期真っ只中。寝ても覚めても彼のことばっかり考えていた気がします。
当時よく聴いてたのはGO!GO!7188の「こいのうた」でした。
別に恋が悪いとは思っていないけれど、あの時のわたしは自担を思いやる気持ちを持ち合わせていなかったんです。
彼はこういう人で、こういうところがカッコよくて好き! と自分でイメージを固定したり、そんな勝手に固定したイメージが大好きすぎてドラマさえも楽しめなかったり。熱愛報道があったら「そんなことあるはずない!」と否定したり。
挙句の果てに、それを拗らせ住む世界が同じ人達(芸能人)に嫉妬しまくる同担拒否。本当に、どうしようもない田舎の女子高生だな。
多分彼を悪い意味でアイドル(=偶像)として見すぎていて、相手が「血の通った人間」であることを失念していたんだと思います。
ちょうど先輩に片想いしてたときだったのでリアルの自分としてもオタクの自分としてもドンピシャで、友達とカラオケで「わかる~~~!」などと言って、届くはずもない場所で勝手に涙しながら歌ったりして。
でも年を重ねていろんな感情や考え方を知って、ひっそりと穏やかに、相手にだけ届けるお手紙を書くように「こいのうた」ではなく「恋文」を捧げたい人が現れました。
もちろん「こいのうた」は今でも大好きだし、あの日々だって大切な想い出だけれど。
職業の性質上、小さなものから大きなものまで、嘘をついたり誤魔化したりしなければならないことの方が多いと思うんです。
芸能人はそうでなきゃ仕事が成立しない。そう気づいたのは、もう随分大人になってから。先述の彼が、退所するときのことでした。
でも嘘って全部が全部悪いものでもなくて。決まっているお仕事を内緒にしておくとか、そんな良いことだって広義には噓やごまかしの一つかもしれません。
これから先、もし嘘をつかなければわたしたちが悲しむと如恵留くんが判断したことがあるのなら、如恵留くんが考えて考えて出した答えなら、わたしはそれが噓だと分かったとしても如恵留くんのことを信じるんだろうなと思います。
もちろん嘘自体が嫌な人だっているので、全面的に正しい愛の形ではないことは前提としてあるけれど、それがわたしなりの愛なのかなって。
あ、でも自分自身にだけは噓をつかないでもらえたら嬉しいんだけどね。
次の世界へ踏み出すその瞬間に、頭に思い浮かんだ「川島如恵留くん」とそれを見つめている「わたし」が、どちらも笑っていたら嬉しい。
もしかしたら、もう頭はしっかりしていないかもしれないけれど、もう五感もすっかり弱ってしまっているかもしれないけれど、ふと思い出したあの頃の自担とわたしが笑っていたのなら、あぁ素敵な人生だったなぁと、如恵留くんに出会えた自分が誇らしいなぁと、そう思えるような気がしています。
この曲は誰に対しても当てはまるんじゃないかと思うので、それぞれの大好きな人を思い浮かべながら改めて聴いてもらえたら嬉しいです。
③〈私と自担〉のイメージソング:Mr.Children 「Everything (It's you)」
これはもうまさに「如恵留くんからこう思われたい」という、のえ担としての自分の本音が表れた曲です。
アイドルって特に、本当に多くの犠牲を払っている職業ですよね。好きなものを、好きな人を、声を大にして好きと言えない。常にパブイメがまとわりつく。ついでに記者もまとわりつく。やりたいこともなかなかできない。家族との時間も思うように取れない。常に人の目がある。
ご本人が選んだ職業とはいえ、時々「そこまでしなくていいんだよ」と言いたくなるほどに。
如恵留くんにとって、そんな多くの犠牲を払いながら守ってるもの(=君)って〈Travis Japan〉じゃないですか。
「メンバー、スタッフさんをはじめ支えてくださる方々、ファン、皆でTravis Japan」と言ってくれる。ファンはそれがすごく嬉しいから、ずっと「この人たちが仲間でよかった」と思ってもらえるような応援をしたいと思ってるんです。
如恵留くんって、本当に全方面に向かってとてつもない愛をくれますよね。「大丈夫? あなたの方こそ無理してない?」ってこっちが疑ってしまうぐらい、誰に対してもみーんなに優しい。それは例えば、如恵留くんに愛を向けていない人に対してもそう。
そこがあなたの良いところで、そういうあなたが大好きなんだけど。
如恵留くん、のえ担の存在に気づいてる?
のえ担からの愛だって、とてつもないよ?
「生きてるだけで偉いよ」って言ってくれるけれど、あなただって偉いんだよ。「生きていてくれてありがとう」は、わたしたちだって思ってるよ。「あなたの周りには、こんなにもたくさんののえ担の愛が溢れてるよ」って、この気持ちがどうやったら届くのかな、どうやったら分かってくれるのかな、って。ずっともどかしく考えていました。
のえ担も愛の重い如恵留くんに負けじと愛を伝えまくっているので、いつかこう言ってもらえるようになりたかった。双方のめちゃくちゃ重い愛の矢印を向け合う、想い合いになりたかった。
愛されるより愛したいかもしれないけれど、如恵留くんがくれる分だけの、いやもっともっとたくさんの愛を感じてほしかった。
ずっとそう思っていたら、2月ののえまる定期更新でそれが成就した。のえ担やったじゃん。愛、届いてたよ。矢印がちゃんと向き合ってたよ。のえ担みーーーんな自惚れていいんじゃないかなって、本当に涙が出るくらい嬉しかったんです。あんなにも如恵留くんとのえ担の愛がぶつかり合う瞬間があるなんて。今思い出しても胸がギューッてなります。
如恵留くんが落ちぶれるなんてまずないと思うし、もはや担降りなんてわたし自身はもう考えられないのですが、例えば悩み抜いた末「のえ担を降りよう」と思ったファンに対して、多分如恵留くんは「今までありがとう。次の人の傍でも健やかでいてね」って言ってくれると思うんです。表向きには。
でも寂しがり屋だから本当は嫌で嫌で仕方なくて、「ずっとのえ担でいてよー!」と言いたい気持ちをグッとこらえて笑顔で送り出してくれる。そして、もう二度と離れていく人がいないようにあれこれと模索して、好きでいてもらえるような「カッコいい川島如恵留」をきちんと作り上げる。そんなイメージがありました。
そんな如恵留くんが、「優等生じゃない僕でも好きでいてね」って言うようになった。自分らしく生きて、もしかしたら「なんか如恵留くんっぽくない!」と思うこともあるかもしれないけれど、のえ担はそんな僕でも好きでいてくれるんだ!って信じてくれるようになった。
それが嬉しかったんです。ものすごく嬉しかった。
じゃあ、のえ担もいい子ぶるのはやめていいよね。こっちは如恵留くんのこと大好きなんだからさ! 如恵留くんものえ担のこと一番好きでいてよね!って、ちょっとぐらいわがまま言ってもいいよね。
自分勝手だけどさ、でもいいじゃん。のえ担だって優等生のふりしてきたんだから。たまにはなりふり構わず「どこ見てんだ! ちゃんとのえ担のこと見ろ!!! 愛されてる自覚持て!!!!」って言わせてよ。
もしお互い落ちぶれたら、これからどう立て直せばいいのか一緒に考えていきたいんだよ。「自分よりあなたの幸せが大切」じゃなくて、馬鹿みたいに大きな愛で一緒に幸せになりたいんだよ。
如恵留くんのことが、一番好きなんだよ。
その想いがどうか、いつも届いていますように。昨日も今日も明日も変わらず愛を贈りたいなって思います。
さて、そんなこんなで終えたプレイリストづくり。
曲を考えるのは楽しかったのに、その理由をうまく言葉にできなくて史上最強に生み出す苦しみを味わいました。「もうこの歌詞がすべて!」と言いたくなりながら、どうしても自分の言葉で如恵留くんへの気持ちの輪郭をなぞっていきたくて、ああでもないこうでもないと一進一退しながら何とか形にできたような気がします。
mlちゃん素敵なテーマをありがとう!
彼女はいつも真摯にしめちゃんに向き合っていて、mlちゃんを通して見るしめちゃんとしめ担の関係がとっても大好きです。心がじんわり温かくなって、ただでさえ素敵な七五三掛龍也という人が、もっともっと魅力的になる。そんなふうに自担に愛を伝えられるのって、そうそうできることではないのでとっても羨ましいなと思っています。
(ちなみに如恵留くんとしめちゃんの関係も大好きなのえしめオタク仲間です)
いろんなテーマで選曲したら新たな発見があるかもしれないなと、それもまたいつかの楽しみにしています。