【覚書】御台塚(椿塚、椿姫塚、蛇塚)【資料集】
「御台塚」は、引間城主・飯尾連竜の正室・田鶴の墓である。
田鶴(椿姫)は椿が好きだったので、徳川家康の正室・築山殿が自ら110株の椿を植えたので「椿塚」「椿姫塚」、後に白蛇が現れたので「蛇塚」という。
なお、引間城主・飯尾連竜と正室・田鶴の子・飯尾義広の誕生祝いが「浜松まつり」の起源だとする偽書『浜松城記』の説は史実ではなく、江戸時代の凧ブームの時に始まったと考えられる。
1.杉浦国頭『曳駒拾遺』「御台塚」
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