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全身写真(フルショット)の撮り方

 人物写真(ポートレート)の基本は、絵画の肖像画や、彫刻の胸像と同じで、バストショット(胸から上の写真。撮影時のカメラの高さはモデルの目の高さ)ですが、ファッション雑誌の撮影では、ほとんどがフルショット(全身写真)になります。

 フルショット(全身写真)の撮影の基本は、「カメラマンはしゃがんで、カメラをモデルの腰の高さに固定して撮る」ですが、これでは体力的にきついので、フルショット(全身写真)の撮影が主となるファッションカメラマンは、立ったまま、二眼レフを腰に固定して撮ります。(いわゆる「腰カメ」。)

 フルショット(全身写真)を一眼レフで楽に撮る方法は、

───腰の位置が、立っているカメラマンのカメラの高さ(目の高さ)になるまでモデルに階段を登ってもらう。

 ただ、この方法だと、背景が単純になるので、もう少し面白い階段を探すといいかもです。

7/1~7/7「滝と少女」展(Recoのメンバーシップ)

賽の河原っぽい・・・(怖;)。
逆に背景が複雑だと、背景に目が行って、主題である人物に目が行かなくなってしまいます。

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