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ちかみつ氏のスキャンリーディング

『一騎当千』の登場人物の孫策伯符等は、孫策伯符等の生まれ変わりではなく、孫策伯符等の魂を宿す勾玉を持つ闘士で、超人的なパワーを持つが、勾玉がなければ普通の格闘家レベルである。

──「生まれ変わり」はいるのだろうか?

いるのであれば、卑弥呼に会って邪馬台国について聞きたいし、明智光秀に会って「本能寺の変」の動機について聞きたいし、写楽に会って正体を聞きたいものだ。


徳島県に「ヤマモトタケルノミコト」と名乗る人物が現れ、
「日本国の創始は阿波である(神武天皇は阿波で即位し、崇神天皇の時に大和に遷都された)」
「邪馬台国は阿波にあった」
と主張したのには驚いたが、徳島県には「ちかみつ」と名乗るもっと凄い人物がいる。彼は、古代をスキャンリーディングできるのである。たとえば、
①地球は陸地であったが、陥没し、空洞に溜まっていた水が海になった。
②人類は2回滅亡し、現在生きているのは3度目の人類である。
という。
①は「地球空洞説」、②は「古代核戦争説」として知られている。

「卑弥呼」「邪馬台国」でスキャンすると、
「卑弥呼」:多くの巫女が現れて特定できない。
「邪馬台国」:ヒットしない。
正しい名前でないとヒットしないそうだ。「倭迹迹日百襲姫」「倭国」でスキャンすればいいのにと思う。

「空白の150年」は、大和王朝と吉備王朝の戦争期間だと私は考えているが、スキャンリーディングの結果は「大和王朝と阿波忌部王朝の戦争期間」であり、阿波忌部王朝は吉備王朝に助けを求めたが無視されたという。

※『日月神示』:国常立尊を崇拝する出口王仁三郎の大本教の信者・岡本天明に国常立尊が降りて自動書記させた本。
 日ユ同祖論の理解には「言霊」の理解が必須であるが、『日月神示』の理解には、さらに「数霊」の理解が必須であるという。たとえば有名な「二二八八れ十二ほん八れ ㋹の九二のま九十の㋹のちからをあら八す四十七れる」の「二二」は表向きには「富士」で、言霊的には「不二」「不尽」「不死」であろうが、数霊的には「二十二」であり、0~10の11の数字には裏表があるので倍の「二十二」になることを理解していないと真の訳(9番目の訳)はできないとある。

二二八八れ十二ほん八れ ㋹の九二のま九十の㋹のちからをあら八す四十七れる。
(富士は晴れたり日本晴れ 神の国のまことの神の力を現す世となれる)

※㋹:正しくは〇にゝ(勾玉?)。「神」と読む。

『日月神示』

※「日本人の覚醒が世界を救う」という未来予言の意味は、「日本に多くの観光客が来て、日本人に学ぶべきことがSNSを通して世界に広まって住みやすい世界になる」かな?(今はまだ「徳島人の覚醒が日本を救う」のレベル?)
※「石が語り始める」という未来予言の意味は、「ペトログリフの読み方が解明される」ではなく、「コンピュータ(正確には心臓部のICチップ)が普及する」だと思います。

 ミススキャンと思われるのが「天照(アマテラス)大神」で、「男神で、3200年前に北九州北東部王朝fで生まれた」という。北九州には複数の天照神社があるが、読み方は「アマテル」であり、ご祭神は「海を照らす男神」(海人族の神)であって、伊勢神宮の女神・天照大神とは別の神とされている。

 ちかみつ氏の面白いのは、「人間は(順番待ちして)生まれ変わる」ということである。現在の日本人は鎌倉人の生まれ変わりだという。鎌倉人が全員生まれ変われば、その先、室町人が生まれ変わって現れる番で、戦国人の生まれ変わりで占められた時の日本を、あの世で順番待ちをしながら見るのが私の死後の楽しみである。



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