短歌

外角
低めに殺した人魚の鱗を売って儲けている



潰瘍を埋める仕事をしています
僕は何だと問い続けるようになりながら

 


貶める嵌める殺める辱める私を私たらしめるひと



「ちょーだい」 って書き置きで許した空き巣 今頃わたしで指輪を買ってさ



髪型に蝕まれながら死にゆくのだ 君のこと僕は分かってやれない

いいなと思ったら応援しよう!