283.初夢っていつ見る夢?ということを調べてたら、それ以前に気になることがあった
ごきげんよう。
今さらですが、初夢の話題をします。
(ホントは元旦か、遅くとも1月2日にアップしようと思ったテーマなんですが……)
何かというと
「初夢って、どのタイミングに見た夢のことを言うの?」
という話です。
年越しの晩 or 元旦の晩?
「あ、それ知ってるよ!元旦に見る夢じゃなくて、1月2日に見る夢を言うんでしょ?」
という方が、ひょっとしたらいらっしゃるかも知れませんね。
実際、「初夢 いつ」とGoogle検索をすると、AIによる概要にこう表示されます。
実際、検索結果上位にくるいくつかのWebサイトの記載を見ても、おおむねそのように書かれています。
なるほどね。
しかし、こういうときに僕が気になっちゃうのは、
「それ、誰がいつから言い出した話なん?」
ということです。
諸説あり
というわけで、もう少し出典にこだわって検索してみたところ、以下のような調査結果を見つけました。
京阪では節分から立春の明け方という話はこの際さておくと、
時代を経るにしたがって
年越しの夜→ 元日の夜 → 1月2日の夜
という風に変遷していったようです。
とはいえ「これだ」と確定された定義はなく、諸説あり、というのが結局のところです。
そもそもの話、見たとて!
「結局『諸説あり』というオチかあ」
……と思ったところで、ふと気づきました。
いやそもそも、初夢がいつの夢だろうが何の夢を見ようが、
それの良し悪しってどうやってわかるの?!
もちろん、「一富士二鷹三なすび」が良いというのは知っていますよ。
でもさあ……
ぶっちゃけ見なくない?そんな夢!?
普段もそうそう見ないような(見ても意識しないような)モチーフを、たまたま初夢のタイミングで見るなんてこと、そんなにあり得るでしょうか。
だとしたら、富士山も鷹も茄子も出てこない夢を見たときは、その夢をどう判断すればいいんでしょう。
ちなみに「三茄子」のあとも、四、五、六……と続く例もあり、ネットでは十くらいまであるものも見かけますが、どうも、これらはいずれも「どっかの誰かが言い出した」の域を出ないようです。
参照:レファレンス事例詳細「初夢の一富士二鷹三茄子の続きが十まであると聞いた。十番目まであれば知りたい~」
そんなわけで、意外とわからないことだらけだった初夢。
結局、何を初夢をするかも、その吉凶も、自分にとって良いように捉えたらいい気がしました。
みなさまは、今年はどんな「初夢」を見ましたか?