
133.やるべきことをやっている奴は…[本日のことば vol.67]
私が二つ目に昇進した時、師匠から一つだけ言われたことがあります。「人の悪口を言うな」ということでした。品行方正に生きろ、ということではありません。その続きがありました。
「人間というのは、悪口を言う側か言われる側だけなんだ。やるべきことをやっている奴は人の悪口など言っている暇はない。悪口を言うぐらいなら言われる側になれ」
出典
立川志の春『自分を壊す勇気』より。
ひとこと
人の悪口を言うな、
とだけ聞くと
「道徳的な話かな」
と思いますが、
こう続くとは!!
はじめに読んだ時は
「なるほど!!」と膝を打ちました。
確かに、やりきってるときは
人のことをああだこうだ言ってるヒマなんてない。
心構え的な話だけだと、どうしても
「人の悪口言うのは良くないんだけど、あのときのあの人はさー!ぐぐぐ…」
という葛藤が起きがちです(少なくとも僕は)が、
そんなこと言ってる暇があったらこれやらんと!
というくらい、何かに精力を注いでたら、
成果にもなるだろうし、
結果的に人の悪口言わない人にもなれるし、一石二鳥ですね!