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284.[閑話]綴る。手紙を書くように。

ごきげんよう。

最近は、否、昨年から、
まとまった文章量の記事を書く頻度がめっきり減った。

忙しくなったとか、仕事として文章を書く機会を頂いたのでそっちにリソースが割かれたとか、言い訳しようと思えば色々ある。
だけど、自分でもわかっている。
根っこの原因はそういうことではないと。

じゃあ何だよ、というと、ひとえに
「何を発信したらいいか、わからなくなった」
もっと言うと
「何を書きたいかがわからなくなった」
というところなんだと思う。

——じゃあ別に無理して書かなくてもいいんじゃないの?

確かに。それは、多分きっとそう。

普通なら。


だけど、わかっている。

本当は、語りたいこと、伝えたいこと、沢山あるのだ。
発信したい、自分の思いや考えを、自分を、残したい。

——だったら、書けばいいだろ

そうだよなあ。

だけど、いざ書こうとすると、手が止まるんだ。

「おれが書きたいのは、こんなことなのか?」
だったり、
「すでにどこかの誰かが書いているようなことを、今更お前は何しに書こうっていうんだ?」
だったり、
「どこから、どう書いたらいい?」
だったり、
そんな自問自答にとらわれて、結局筆が止まってしまう。

——うだうだ面倒くさいやつだな

本当にな。

だけどやっぱり、あるんだよ。
綴りたいことが。
ひょっとして、いつか、誰か、ひとりにでも何かが届けばいい、
そんなようなことが。

——じゃあ、やればいいだろ

そうだな、やるよ。

どうしても、まとまらないときは、こんなふうに自問自答してでも。

誰かに向けて。
そして少し先の自分に向けて。

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思うところあって今年はまた沢山記事を書こうと決めたものの、上述のようなわけでなかなか筆が進まなかったので、こんな感じにしてみました。

次からはまた普通に書きます。たぶん。

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