生成AIは人間の仕事を奪うのか?
↑は私のXの投稿です。
これは一見すると、”AIが人間の仕事を奪う”と言われてたりする昨今、見る人と捉えられ方によっては炎上案件だと思います。
しかし、私レベルの投稿リーチじゃ炎上どころか何の火種にもならないと思い、各費用に関しても一緒に添付した形です。
当初は生成画像のみ、いつも投稿しているように投稿しようとしていたのですが、一応モデル撮影の場合、一般的に"これくらいの費用がかかってきます"というのを見せるために、意図的に載せました。
この投稿は何も「どうです?これがAIが人間の仕事を奪うってことですよ」といったような思いで投稿したわけではなく、本心は投稿内容の通りです。
「AI技術の進歩により、従来の費用面が大幅に削減される節はあるも、人間のクリエイティビティや細かいニュアンスは依然として重要と思ってます」
と、これは実際私自身が本当に思っていることです。
そもそも、今回生成した画像
↑こちらですが、生成のきっかけは、アパレル・ファッション業界の知り合いから話をされたためです。
「今AIって凄いんでしょ?ちょっとファッション誌の表紙みたいなやつ、作ってみてほしい」
と言われて、生成した画像になります。
この生成画像を見て、そのアパレル業界の知り合いは
「思ったより凄いわ、びっくり」
と。
「これって誰でも簡単に出せる、作れるの?」と聞かれたので、私は言いました。
「生成AIをよく思っていない層の中には、こういう画像生成AIは誰でもポン出しできるレベルだと言われてたりもするけど、実際はそんなポン出しレベルでは決してないよ」
と。
そして、「慣れるまでは基本的には思い通りにいかないことは多いかと思う。」と話をして、簡単に画像生成AIで画像を生成するためのプロンプトについて話をしました。
私には、アパレル業界、それこそモデルやカメラマン、ヘアメイクやスタイリストを生業とする、仲の良い知り合いもいます。(カメラマンやフォトグラファーに画像生成AIのプロンプトエンジニアリングで活かせる技術的な用語等も教わったり)
そんな仲の良い知り合いたちの仕事を奪いかねないAI/生成AIの情報を発信したり、実際に触れたりしているという点では、若干後ろめたい気持ちもあります。
ですが、まだまだAI/生成AIが人間の仕事を奪うとまでは思っていません。
↑の生成画像はMidjourneyを使って生成した画像です。
そして、投稿時に↓も合わせて添付しています。
モデル撮影の費用内訳は、撮影の規模や内容、場所などによって異なりますが、一般的には↑のような感じです。
確かに、AI技術の進歩によって、従来必要とされていた撮影費用の多くを削減することができます。
AIは様々な分野で人間の仕事を奪う、いや、代替する可能性があります。
しかし、AIにはまだできないクリエイティブな判断や、細かいニュアンスを捉える能力もたくさんあります。
そして私とアパレル業界の知り合いが同意見だったのが
「人間の手による作品には独特の温かみや個性があり、それが求められる場面も多い」
という点です。
人間のクリエイティビティや細かいニュアンスは依然として重要だよね、ということが、今回生成した画像を通して感じました。
尤も、反復的な作業やデータ処理などの一部の業種では、AIが人間の仕事を代替するケースもあるかと思います。
AIに限らず、技術の進歩によって、より多くの人がクリエイティブな活動に参加できるようになり、新しい表現の形が生まれることを期待したいです。
AI技術の進化は、新しいクリエイティブの形を提供しつつ、人間のクリエイティビティと補完し合う関係を築くことが理想的だとは思います。(反AI層からは綺麗事だと言われそうですが)