
プロンプトに悩んだらコレ!Midjourneyで簡単に”アート”を生成する方法
今回は、画像生成AI「Midjourney」に関する説を持ってきました。
Midjourneyは、クオリティの高いAI画像を生成することが可能な画像生成AIですが、単純にプロンプトを考えるのが面倒だ、考えることも出来ない、といった方にオススメなのが、日本語プロンプトです。
日本語プロンプトというと、結局プロンプトなんかーい、と思われそうですが、難しく考えることは何一つありません。
百聞は一見に如かず、こちらご覧下さい。

いかがでしょう?考えに考え抜いたプロンプトから生成した画像のように見えませんか?
”アート”と感じるかどうかは人によって基準だったり違うかと思いますが、↑の画像の生成プロンプトは…
うんち
です。
…
……
冗談や嘘ではありません。

この通り、「うんち」と日本語で入力して生成された結果です。
以下、入力した日本語プロンプトと、その生成画像になります。

▼プロンプト
おまけ

▼プロンプト
凄い画像生成して

▼プロンプト
ペンパイナッポーアッポーペン

▼プロンプト
諸行無常

▼プロンプト
みっどじゃーにー
いかがでしょうか?
真面目にプロンプトを考え込むのが馬鹿らしく…いや、プロンプトを考えないでもアートは出せるというのが、Midjourneyの利点であり、面白さでもあると言えるでしょう。
Midjourneyは、日本語プロンプトに対する理解が基本的には限られているそうです。
主に英語のプロンプトに対して最適化されており、英語プロンプトで詳細に指示を出すことで、より精度の高い画像生成が可能となっています。
ちなみに、”日本語プロンプトに対する理解が基本的には限られている”とのことですが、簡単に日本語で色だけを入力してみると

▼プロンプト
赤
このような画像が生成されました。単純に「赤」という日本語プロンプトのみです。生成画像から見るに、日本語漢字の「赤」を一応は認識しているようには感じられます。
もう一つ、今度は「青」と入力してみました。

▼プロンプト
青
こちらも一応は「青」という意味を認識しているようには感じられる生成結果です。
また、Midjourneyで日本語プロンプトオンリーでの生成画像に共通しているのでは?
と思える点があります。
これまでを見て気付いた方もいるかもしれませんが、Midjourneyで日本語プロンプト入力だと、画風スタイルはさておき、とりあえず人物画像が出力されるのでは?という点です。

▼プロンプト
こんにちは
「こんにちは」でも人物画像。

▼プロンプト
日本語
「日本語」と入力しても人物画

▼プロンプト
オムライス
といった感じで、男女問わず(女性多め傾向?)人物描写の画像が生成されます。
百発百中なのかと言われたら、実際に100回試したわけではないのでわかりませんw
100回は行っていませんが、愚痴や文句系でも試してみました。

▼プロンプト
ふざけんな
「ふざけんな」だけでこのアート。むしろ何もふざけていませんね。

▼プロンプト
くそったれ
言葉悪くてすみません。「くそったれ」でこの仕上がり。
いかがだったでしょうか?
画像生成AIにおいて、プロンプトは命を吹き込む台本のようなものです。
私自身も考えに考えて、練りに練ったプロンプト、「これはオリジナルプロンプトだろう」と、これまで幾つも生み出してきました。
しかしながら、Midjourneyで日本語プロンプトの妙を知ってからは(気付いてからは)、時折↑のように遊んでいます。
Midjourney利用の際、「とりあえずアートを出したい」という場合、是非お試しあれといったところです。
ちなみに、今回の説としては…立証されたのではないかとは思っています。