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牛丼の日本語読みは大盛りではなかった

10年はあっという間に経ってしまう。地球上のすべてのものが同じ時間を過ごす。人間、動物、そして生命のないもの。

しかし記憶に残っているのは唯一無二のメモリである。

日本に土地に初めての足を載せたのは2003年4月4日。子供の誕生日と同じように一生忘れない。と、皆がいう。

新潟空港を出たときの緊張感を未だに蘇る。あっという間に、11年経ちました。

日本語は全く喋れなかった最初の3か月。
吉野家で隣の席の人が  大盛り  と注文したのをみて、大盛りを注文していました。

ある日、知人の日本人夫に連れられて寿司を食べたときに、

普段何を食べてますか?

と聞かれた。

大盛りと答えた。

うん?その後爆笑。

大盛りは牛丼の大きい方だと覚えた。

笑える。こうやって、日本語を勉強していました。生きる欲望は最大の動力だった。

今もその動力を忘れではいけない。

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