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夫と親子に間違われた。
はいどうも。週末婚主婦と申します。
普段はTwitterにいます。
名前のとおりね、週末婚をしているわけなんですけども。
正確に言えば毎週末会っているわけではないので、週末婚ではないんじゃない?とも思うんですけども。
まあほかに呼び方もないので、週末婚主婦としています。
夫と住宅展示場へ行った週末婚主婦。そこで彼女が見たものとは…
この間、夫と住宅展示場に行ったんですよ。
別にすぐ建てたいっつー強い思いがあるわけじゃなく、ふらっと寄ってみた感じ。向こうからしたら迷惑でしかないだろうけど。いや、いずれは建てようと思ってるから許して!
住宅展示場って、入るとすぐににこやかなお姉さまがやってきて、「こちらにいらっしゃるのは初めてですか?」って聞くじゃないですか。
それで、「ほーい」とかいうと「ではアンケートへのご記入をお願いいたします~」って言われるじゃないですか。
夫はそういうのを書くのがはちゃめちゃに嫌いなので私が書いたんですよ。
それで、私がせっせとアンケートを書いていたらですよ。
お姉さまが夫に向かって
「今日は娘さんとご一緒にいらしたんですか?」
って言ってんのが聞こえてきたんですよ。
夫、めっちゃ笑いをこらえてる。
いやいや、どういう流れでそうなった?
この場合、夫がものっそい年上に見えるか、私がものっそい若く見えるかですよね。
私と夫は年の差がある。夫がすんごく頑張れば、私を産めるくらいの年の差はある。
いやいやそれでもおかしいでしょ。おかしくない?
オーケー 一回落ち着こう。
まず、私がものっそい若く見えるってのはない。
年相応、もしくはそれ以上に見られることはあっても、下に見られたことはない。
普通に化粧してたし、制服だったわけでもないし、反抗期の娘っぽい雰囲気も出してなかったし、お父さんとか呼んでないからね!
じゃあ、夫がものっそい年上に見えたかといわれると、それもないんじゃないかと思う。
やや脂ののった中年男性ではあるけれども、さすがに還暦には見えない。
若くして子どもを持った父っぽさもない。独身っぽさはものすごくあるけど。
その場は夫が私を娘扱いすることで事なきを得たんですけど。
事なきを得たって何だ。
夫は帰り道に、親子に見られたのは面白かったね~と話す程度で、そんなに気にしていない様子。
一方の私はめちゃめちゃ考え込んでいましたが、それも3日もすれば完全に忘れていました。
今度は父と住宅展示場へ
それで先月、これまた偶然 住宅展示場に行くことになったんですよ。
今度は私の父と。
この間、夫と行ったあの住宅展示場に。
で、父と とある住宅(夫と入ったのとは別のところ)に入って、またアンケートを書かされて。
その間に父はお姉さまにガンガン質問してたんですよ。
そしたらお姉さまが父に
「奥様にもお飲み物をお持ちしますね」
って言ってたんですよ。
奥様!?私が父の奥様!?
もう一度落ち着こう。
この場合も、父がすげー若く見えるか、私がすげー老けて見えるか、もしくは年の差婚のどれかですよね。
まず父がすげー若く見えるっていうのはない。確かに実年齢よりは若く見えるけど、私と同じくらいに見えるっていうのはありえない。私は父が30代後半の時に生まれた子ですし。
次に、私がすげー老けて見える可能性。これはまああるかもしれない。
ちょっとくたびれてたし。服も適当だったし。
それでも既にリタイアしている父と同年代に見られたっていうのはない。
ないって言いたい。
誰か言って!
一番可能性があるのは、年の差婚の夫婦に見られたパターン。
これならいいな。でも夫婦感あった?
親子感出したつもりだったんだけどなー。おかしいなー。
その場は父が「娘ですよ」と訂正して事なきを得たんですけど。
この場合は事なきを得てないような気もするけど。
ここで私は考えた。
で、気づいた。
この展示場、時空がゆがんでるんじゃない?
そうだわ、絶対そうだわ。
そうじゃないとおかしい。
住宅展示場って無駄なつくりが多くて、非日常感がすごいじゃないですか。
マジで非日常なんですよ。きっと。
にこやかに微笑むお姉さまは時空の番人で、入ってきた人の時空をゆがめるんだ。
そうだそうだ、そうに違いない。
なわけあるかい。
この2つの事例で共通しているのは、住宅展示場と私。
住宅展示場に異常がないとすると、狂っているのは…
そもそも夫婦とは?親子とは?
年齢とは…?私とは…?
こんなことを考えていたら今月ももうすぐ終わってしまいそうです。
住宅展示場で見つけた哲学
私にも、住宅展示場はただ住宅がある場所だと考えている時期がありました。
そうではありません。
住宅展示場は、住宅を通しておのれを知る場所なのです。
みなさんも、自分は何者なのかわからなくなったら、ぜひ住宅展示場に行ってみてください。
お姉さま方はいつでも優しくあなたを迎えてくれます。
永遠の18歳、週末婚主婦がお送りしました。