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私の遺書日記①〜軽音部のみんなへ。〜

人と会話するのが怖くなった。
グループLINEも、個人LINEも。

自分の一言で、雰囲気が壊れたり
会話が途絶えたりするのが怖い。
毎回毎回、吐き気と動悸が止まらない。

そもそも、自分はLINEやDMで送られてくる
長文がものすごく苦手。
なんともない内容でも、
責められてる。怒られてる。と感じてしまう。

もう嫌だよ。
自分の一言で空気が変わるの。
ごめんね。いつも空気壊しちゃって。
軽音部の1年だけのグループLINEも、
怖くなっちゃった。でも、抜けるのも怖い。

何か言われるのが怖い訳じゃなくて
みんなが不審に思うのが怖い。
後、部活に居づらいと思う。

何度も抜けようか迷った。
だけど、その度に色んな人にお世話になって
優しさに触れて、もう少し、もう少し頑張ろう
って思えてた。

でも、自分は人の優しさに触れるのが怖くて
申し訳なくて、こんな自分なんかが、
優しくされていいはずが無い。って思って、
結局、自己嫌悪に陥ってしまう。

ここからはちゃんとした遺書みたいになります

軽音部の先輩、部長、副部長、1年生の皆。
ずっと迷惑かけてしまい
申し訳ありませんでした。
今は、自分が部活に居て良いのかが、
分かりません。

部活自体は本当に楽しいし、
やりがいも感じます。
しかし、自分の一言で空気が変わったり、
話が途絶えて、しらけてしまうのが怖いです。

いつか、こうなるんじゃないか。
あぁなるんじゃないか。と考えると
部活中でも吐き気が止まりません。

でも、みんなに迷惑はかけたくなかったので
みんなの前では笑顔を貫いていました。
しかし、実際の笑顔の裏には
いつ死のう。いつ消えよう。どうやって死のう
しか考えていませんでした。

先輩たちから優しくされる度に、
部活を辞める機会を失って自己嫌悪に陥って、
期待されてる。期待に応えなきゃ。と
自分でプレッシャーを生み出して首絞めて
苦しくなってました。

それは、自分の問題であって、
軽音部の問題では無いです。
軽音部の人達はみんな優しすぎます。
その優しさに触れるのが怖いのも、
私の問題です。

昔から人の優しさに触れて裏切られてきたので
その優しさが、
本物なのかも疑ってしまうんです。
そんな自分が嫌で嫌で仕方ありませんでした。

私は、人と関わるのが怖いので
皆さんと関わる時にフィルターをかけてます。
ごめんなさい。

これ以上関係が近くなりすぎると、
関係が壊れてしまうので。
自己防衛をさせて頂いてました。

みんなと上手く関われたなら、
どれだけ良かったことか。
みんなみたいに優しくなれたら、
どんなに良かったことか。

自分は、出来損ないの不良品です。
みんなみたいに正規品にはなれませんでした。
だから人に期待することもやめたし、
見返りを求めることもしなくなったし
人の優しさに触れることも諦めてました。

そして、人に怒りを覚えるのも諦めました。
みんなは自分よりも格上の存在で、
自分なんかが怒りを覚えても意味が無い。と
言い聞かせていたら、
怒りを感じなくなりました。

でも、もうそれでいいんです。
みんなが楽しく幸せに過ごせていたら
それだけで充分なんです。
みんなが楽しんでいる姿を見ているだけで
もう自分は良いんです。
どんなに傷ついていてもみんなが笑顔なら
それだけで充分です。

自分はみんなに追いつけません。
みんなはもう、遠い位置にいる存在です。
下を向く度にみんなが遠くを行くんです。
それにしがみつくのでやっとなんです。

最後に、
部活を辞めることはしないし、
これからも頑張ろうと思っています。
迷惑ばかりかけてしまい
申し訳ありませんでした。

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