忽那の雫第524話 今生でやり残した釣りの話しとチョイ無人島考察 (中島のドン深域にルアーを)
さて、久しぶりに今生でやり残している釣りの話しをしてみよう。
今生でということは、来世でもまだ釣りする気でいるのか?と突っ込みをいれないでほしい( ・∇・)
今回は中島の南西面にある無人島
小さなこの島を能磯城というらしいが、ワタシたちは城と呼んでいる。
もう46年間も見続けている、歩いて渡れる無人島。
もちろん潮が干いた状態ならだ。^ - ^
この島の詳しい史料がないため、あまりめったなことは言えないが、中世の頃に忽那諸島を支配していた忽那氏が居城にしていた一つの拠点のようで、夜のこの島には不思議な威圧感がある。
実はこの島の南西くらいにとても水深のある所がある。
城は中島の南西面にあり、城の南西側にはドン深な場所があるのだ。
ワタシの書いた緻密な図で説明しよう←なんだと!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
城は中島のこの位置にあり、島を一周する道路から50メートルほど離れたとこにある。
潮が引くと完全に繋がるので、岩場を歩いて渡れるのだ。^ - ^
釣りに関して言えば、メバルがよく着いていて、時期と釣り方を間違わなければ良い釣り場だ。
夜間は足元に気をつけないと危険だが、釣れ出すとついつい油断してヒヤッとすることがある。^o^
実はこの少し沖側に深い場所があり、一度だけ投げ竿を持って来てナマリだけ投げてみた。
するとフリーで沈めるのに道糸の出は止まらない。^ - ^
かすかに、ここが底か?
と感じた瞬間には根掛かりしていた。(°▽°)
まったく水深を測ることができないまま、さらにもう一度だけルアーを投げた。
今度はタイラバージグだ。
昔からよく使っていた、タイラバが出始めた頃のモノだ。
28グラム 30グラムくらいのものなので、通常の釣り場の15〜20メートルくらいの水深ならカンタンに底は取れるのだが、ゆっくりした流れしかないのに、いつまで経っても底に着かない。
コレらは根掛かりやすいので、油断するとスグに引っ掛かる。
そう思って慎重に底どりしようと集中していたつもりだったが、あっ、着いた!
と思った瞬間にはもう根掛かりヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
まったく釣りになりそうな気がしなかった。
この城の北側は浅くて、長浜海岸につづく北側は投げ釣りの良い釣り場となっている。
この長浜海岸を流れる引き潮を南西流というが、コレが潮の高い時間はまっすぐに道路と城の間を突き抜けるが、引き5分くらいになると城と道路が繋がり潮も通らなくなる。
潮が通らなくなると、図のように沖へ向かうしかなく、沖へ方向を変えるアタリが投げ釣りの好ポイントとなる。
そして潮を堰き止めた城の南側は流れの影になり、穏やかな流れのゆるいドン深の釣り場の出現だ。
上の図の斜線部がそうで、ここに上手く仕掛けを通せば何か大物が食いそうな気がしてならないのだ。
こうして過去二回、ほんのわずかな時間だけナマリを沈めてみた感じだが、もしも半日くらいやる気でココに仕掛けを入れたらどうなるだろうかと、ここを通るたびに考えていた。
矢印のあたりがドン深な場所なのだが、引き5分を過ぎてから岩場に出て、ルアーロッド一本持って考えられることを全部やってみたい。
ルアーフィッシング自体が、今生では中途半端なことしか出来なかったワタシなので、あらゆる条件に対応出来る技術を持った人がやったら、もしかするとドラマが起きるかもしれない。
かもしれないし、何も起きないかもしれない( ・∇・)
いずれにしても、いつかやってみたいと思う場所なのである。
たとえばこんなヤツを底ギリギリ泳がせたら、50オーバーのアイナメや、50オーバーのアコウや、50オーバーのカサゴや、とにかく夢のあるヤツが食いそうな気がする。←相変わらず妄想がひどいヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
誰か挑戦してみませんか?←自分でやれ!( ̄∇ ̄)