忽那の雫第508話 20年前の体力があったらどこで何やる? (中島の釣り場開拓)
20年前の体力があったら?
は、414話に続く2話目だが、これを今でも書き残すというのは、ホントに体力があったら行きたいからだ。
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今回紹介するのは中島のちょっと行きにくい場所。
というのも、足があっても行けないから。
地続きではない所、そう、消波ブロックの一文字だ。
ここは中島の粟井集落の前にある、波を防ぐために作ったであろう防潮堤だが、三本ある。
これの、どれでもいいのだが、出来れば一番南側に上がって釣りをしてみたい。
粟井集落は中島の東面にあり、大浦港からは車で10分もかからない。
ワタシが投げ釣りをしていた20年ほどの間に、釣り仲間と何度もこの場所について話した。^ - ^
陸とは離れているが、投げれば届く距離にあるこの防潮堤に上がって釣りしたらどうなんだろう?という話をよくしていた。
ここに上がって釣りをしている人を、中島に通った40年間にワタシは何度か目撃しているが、何を釣ってたのかは不明で、ほぼ釣りが出来るような足場はない。^o^
もしここへ乗っかるとするなら、手漕ぎのボートで渡るしかない。
昔なら、渡船で渡ることも考えられるが、足場の悪いこの場所に連れてってくれないかもしれない。^ - ^
釣り具を口にくわえて泳ぐことも不可能ではないが、ちょっと考えにくい←その発想はアンタならではだな!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
消波ブロックの角がたった並べ方なので、そこに行ったとて、どんな釣りでも出来るわけではない。
中島にはたくさんの投げ釣り場があるのに、なんでわざわざこんなやり難い場所で釣ることが話題になるのか。
それはここの水深にある(^。^)
もう一度この図を見て欲しい。
この3本の防潮堤のまわりは水深2.6メートルという浅場なのだが、ちょっと沖へいくとどん深になっていて、一番南側の防潮堤のすぐ沖側には35メートルの水深がある。
じゅうぶんに投げて届く範囲にこの深みがあるのだ。^ - ^
投げ釣りをする人の中には、深い所を好む人も多く、オカッパリから投げて30メートルを超す水深がある場所はあまりないのだ。
なのでそういう人は年中深い釣り場を探している。
ここについて話していた仲間は、ここで釣ったことのある人の情報を持っていて、とても深い所に届くこの場所からは、アマダイが釣れるという話を聞いてるのだそうだ。
その仲間は、釣るだけでなく食べる方にも関心があるので、魚の中でもとても美味しいと言われるアマダイが食うという話を聞いて、何十年も中島に通ってるワタシに、この場所へ上がったことはないかと聞いてきたわけだ。^ - ^
いくら冒険者←いつからなったんだ?ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3のワタシでも、ここへは乗っかったことがない。
ないが、乗っかったらどうなんだろうという発想は持っていたのだ。←流石の変態( ̄∇ ̄)
オカからはこの近さ^ - ^
もしワタシが、粟井集落に住む住人だったら、間違いなく詳しい情報を持っていたことだろうと思う。^ - ^
だが残念なことに、もうその体力もないだろう(°▽°)
だから書いて残しておきたい^ - ^
若い頃のワタシならたぶん投げ釣り道具を持って行き、何とか釣りをしただろう。
いまだに出番はないかと、使える状態で待ってる投げ竿はある。
リールもまだ待機してるのが4機あるし、現役で使ってるのも3機ある。
もしもと思ってまだ処分せずに置いてるのだ。
ラインもまだ5000メーター巻きのボビンが新品であるあたり、いつか出番がくるに違いないと、ワタシの潜在意識は知ってるのだろう( ・∇・)
またはルアーロッド一本引っさげて行くという手もある。
30メートルを超える水深に、いろんなルアーをぶち込んでみるというのもたまらない魅力がありそうだ。
ワタシ自身は食べる方はあまり興味がない。^o^
が、めったにない深場へ仕掛けを放り込んだら何が来るだろう?
という、釣り場を開拓していた頃の凄まじい探究心が溢れてやまないのである。(^◇^)