忽那の雫第349話 今生でやり残した釣りの話し(ベイトリール)
ワタシは10才くらいから釣りを始めたことにしている。←忘れたからハッキリしない)^o^(
するともう50年以上もの間釣りをしているのである^o^
それでこの間、どんな釣りをしていたかとザックリ言うと、池でハヤやフナをのべ竿で釣り、ベラやガッチョを近くの堤防で釣った。
池から海に変わった頃にスピニングリールを使い始め、もう夢中になった。( ̄▽ ̄)
やがてカゴで鯛を狙うようになり、投げ釣りにも出会った。
そしてメバルを釣るようになり、胴付き仕掛けであちこち探るようになった。^ - ^
いまだコレらの釣りを継続しており、ホントに楽しくてまだまだやり足りない釣りなのだが、実はほとんど縁の無かった道具がある。
その一つがベイトリールだ。( ̄▽ ̄)
息子が小さい時に、池に連れて行かれ、ブラックバスを釣るのを見せられた。
この時ちょっとやらせろと、ベイトリールで投げてみた。
使い方はちょっと聞けばわかるのだが、初めて投げた時に当然ながらバックラッシュして、リールの糸がぐしゃぐしゃ(°▽°)
息子は笑っていたが、なかなかコレは手強いなと思ったのが、初ベイトリールの感想だった。
そんな息子も大人になるまで釣好きがやまず、ワタシの血を引いているのがよくわかったが、釣りの腕もかなり進化していた。
いきなりこういう画像を送ってきて、コレどうだと言う^ - ^
ナンボある?っていうと、60オーバーだと言う。)^o^(
ワタシはブラックバスはやらないが、もうやっても追いつかないところまで息子は行っていた。
親としてとても嬉しいことなのだが、ワタシのコレまでの釣りに、ベイトリールはほとんど縁が無かったことに気付かされる。^ - ^
次にベイトリールに触るのは、弟と南予の海に船をかりて出た時。
南予ぎらいのワタシをよく知る弟は、この日の釣りの段取りを全部してくれて、竿とリールに仕掛けまで何も考えずに着いていくだけでよかった。^ - ^
だからその時になってはじめて、今日はベイトリールなんだなとわかったのだが、池で投げた時と違うのは、投げる場面はないということ。
真下に降ろして、魚を食わせて巻くだけ。^ - ^
このくらいだから、スピニングリールしか使わないワタシでも一日中やればかなり慣れた。
こうして使ったことのなかったベイトリールに触れる機会が息子と弟によってもたらされた。(^◇^)
釣り歴も長く、周りにももてはやされることの多かったワタシの釣りで、しみじみ思うのは、釣りの世界は深い。( ・∇・)
こんだけやってても、ベイトリール一個語ることの出来ない自分自身が居る。
自分の今生でやれた釣りのなんとわずかなことかとか。
コレでなんでも出来るような顔をするのは、とてもイタイことだなと凄く思う。( ̄▽ ̄)
釣りを通して謙虚でいることを学んでるなという気持ちだ。
来世がまたあるなら、やりたいことの中に加えておこうと思う。(^◇^)