忽那の雫第128話 なぜかよく釣れるお墓前の謎!
今回は釣り人があまり口に出しては言わないが、たぶんみんな感づいている、お墓前はなんでよく釣れるのか?^o^
逆にお墓前を狙えば釣れるようになるのか?^ - ^
いったいどこにそんな釣り場があるのか?
わたしのホームである忽那諸島周辺の釣り場を例にお話してみたい。^ - ^
今から梅雨に入るタイミングでキスを釣りたいなと考える人は多い。
日中に引き釣りするので、子供に教えたいから小さくても沢山釣れる場所を知りたいと思うもの。
興居島の鷲ヶ巣海水浴場あたりの砂浜はピンギスがよく釣れる。
女性や子供が釣りを始めるにはもってこいの釣りやすい場所だ。
だがここに、ちょっとマシなサイズのキスが早朝のわずかな時間だけ食う所がある。^o^
女性が釣ってる100メートルほど後ろにお墓が見えるが、あの前の階段の所から満ちてるときの早朝に仕掛けを引っ張ると、20センチ前後のサイズがよく当たる。
まわりの海岸から15センチまでの小さなピンギスを釣る人は居るが、お墓の前ではあまりやらない。
あまりバシャバシャしないからちょっとマシなキスが居やすい環境なのかもね。(^○^)
興居島には投げ釣りでカレイを狙いに行く人が多いが、北浦の漁港の岩場を回り込んだ西側の砂浜からは、カレイの好ポイントがずらり。
まずは砂浜に出た所がわたしが昔から好きでよくやってたカレイ釣り場なんですが、背中にはお墓がある。
今は砂浜から数十メートルほどのところにテトラが入っていて投げれないが、昔から40センチ級のカレイがすごくよく釣れていた場所なんです。
カレイの時期の朝一番のフェリーで来ると、あたりはまだ真っ暗。
でも釣れるから我慢できたのです。
興居島にはもう一つよく釣れるお墓前の釣り場がある。
門田のお墓前のテトラ上は、釣りにくさ一級なんだけど、釣果の方は超一級なのだ。^ - ^
防波堤やテトラの上を移動してると、ときどきフワッとするのは、お墓の前でガチャガチャやってるからか?ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
わたしは島に行けない時に、上灘から長浜あたりにかけての海岸沿いでメバルを釣ることがよくあるが、下灘あたりの好きなポイントから山を見るとお墓が見える。
どこでもそうだが、墓地にみんなで眠るお墓もあれば、自分の土地にこじんまりと先祖を祀る小さなお墓というのはそれこそ無数にある。^ - ^
せっかく景色のいい場所にお墓を立ててもらい海を眺めているのに、そこで釣りして弁当食って、おまけに立ちションまでされたら、そりゃ怖い目に会ってもしょうがない気がする。(・∀・)
中島にも実はあまり知られていない真鯛釣り場がある。
中島の大浦港から粟井に向かう道ばたにあるお墓前なんだけど、ここで釣りする人を見たことがない。
そんな場所でわたしは何度もサオをだしたのであるが、海図を見て流れや地形を考えて、ここは良いと思ったからやってみた。^ - ^
結果は予想以上で、鯛が狙って釣れる場所だったんです。
一度通りがかりのおばちゃんに声をかけられた。
お兄さん釣れる?
ここは何にも釣れまいがね。
こんなとこでせんでも、ええとこあるよってね。^o^
お墓前が釣れる理由、それは他の場所と比べて格段に釣り荒れていない。
そしてもちろん、静かに眠る御霊に対して黙って頭を下げる、日本人の素晴らしい態度が前の海を守っていたんですね。←アンタも少しは遠慮しろ!(°▽°)
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