忽那の雫第481話 ワタシと魚のご縁シリーズ!(アコウ)
ワタシと魚とのご縁シリーズも、スズキ・メバル・ヒラメ・真鯛・シロギスにつづき6種目となったが、今回はアコウとのご縁を振り返ってみたい。^ - ^
アコウを釣りたい方のために、〇〇を釣りたいシリーズにしようかと思ったが、たいした実績もないワタシが他人に釣らせるための記事を書くなんておこがましいから、ご縁シリーズにした。←いつになく謙虚( ・∇・)
このアコウというお魚の正体は、みなさんご存知のキジハタだ(^O^)
このお魚を初めて見たのは、まだ10代の頃で,家の近所の海に、弟が地獄網を仕掛けてたら一度40センチくらいのアコウが入っていて家族中がよろこんで食べた^ - ^
そんときの父ちゃんの喜びようで、この魚の価値はワタシの中でトップクラスになった。
とは言え、ワタシが住む愛媛の中予地方ではどこででも釣れる魚ではなく、漁師をやってた父ちゃんに聞いても、あそこなら釣れる!という場所はなかった。
それからはこれといったご縁もなく、投げ釣りのクラブに入ってからようやく狙って釣るようになった。^ - ^
狙って釣ると言っても、確実に食う場所は中予地区には少なかったが、ある時噂話を小耳にはさんだ。
それは松山空港の滑走路を延長する工事があった頃で、当時この工事に関わっていた潜水士が、海底の岩の隙間に黒っぽい大きな魚がたくさん居るというのだ。^o^
そのことについて、投げ釣りをしていたワタシとその周囲の者は、あれこれ詮索する前にやってしまえ!
というわけで、渡船店に渡してもらい投げ釣りを始めた。
エサは当時流行ってたコウジ^o^
コレをまるまる一匹付けて放り込んでいたのだが、近投で捨て石がゴロゴロありそうな地点に放り込むと高確率で竿先が舞い込んだ。^o^
ワタシもこの頃には空港滑走路先端に夢中になってしまった^o^
満ちと引きで流れる方向が変わるから、行く前に計画的に釣り座を考えると、かなりの確率で狙いの魚を釣ることができた。
釣れるのは真鯛の大型、スズキ・マゴチの大型、カレイの大型、そしてアコウの大型だ。
エサはコウジで全部狙えた^ - ^
さらに細かく言うと、シログチの大型とソイの大型もよく食った。
ワタシが釣ったアコウの最大は50センチちょいくらいだったと思うが、アタリが出たら強気で一気に底を切らないと潜られてしまうから、なかなか取り込むまでにドキドキするお魚だった。(^◇^)
アコウとセットでよく食ったのはスズキで、遠投しても近投してもスズキは食った。
スズキはセイゴクラスから立派なスズキまでさまざまで、あまり欲張って持ち帰ろうとしても重くて大変なので、その辺は上手くできてるなと感じた^ - ^
持ち帰るなら一匹厳選してという感じなので、いつも似たような釣果を持ち帰ることになるが、
アコウもスズキも需要は高く、みんな喜んでもらってくれたから、調子に乗ってたくさん釣らせてもらった。
そして空港を卒業してから、しまなみの大島にもよく行った。
大島にはアコウが狙える投げ釣り場が少なからずあり、松山に住むワタシにとってアコウだけは濃い島だなと思わせられた。←アコウだけって失礼だろ!( ̄▽ ̄)
来島海峡大橋が見える景色のいい場所から投げてアコウや大鯛が食う。
そしてワタシが激流3島と呼ぶ小さな来島・小島・馬島周辺もアコウが濃い^ - ^
来島は激流の合間を縫って投げ道具を放り込んだ。
憩流時にはこんな穏やかな来島だが、いざ流れ出すと海とは思えないような激流となる。( ・∇・)
小島はワタシはあまりやってないが、友人がルアーでよく釣っている。
なぜワタシも行かないか、、。^ - ^
ヤバいくらい怖いからだヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
その上最近ではイノシシも多いらしいから、出会したらワタシの負けである( ̄▽ ̄)
ここのアコウもデカいようで、50オーバーを頻繁に聞く。
そしてワタシの大好きな忽那諸島の中島では、後にも先にも西中港で出た一匹だけ。
こんな雰囲気の波止で、イカナゴに食って来た。
釣ったのは仲間で、ワタシもここで初めて見るアコウだった。
サイズはやはり50センチオーバー^o^
ワタシが一晩に釣ったアコウの記録は7匹
最大はやはり50センチちょい^o^
どんなにして食っても美味しいと評判のアコウだが、こんな調子でワタシとのご縁が深いとは決して言えない。
言えないが、またビックなヤツとやり取りしてみたいと思わせるにくいヤツだ。(笑)
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