忽那の雫第558話 深い釣り場がお好き?シリーズ!(興居島)
今回は、深い釣り場がお好き?
シリーズ)^o^(
もう長いことやっていないのだが、興居島の投げ釣りポイントとして、鯛やカレイ、そしてもっと古くは大型アイナメを狙っていたポイントを紹介しよう。
ワタシが投げ釣りを本格的にし始めて、興居島の釣り場を探そうとしてた頃、ワタシの一回りほど先輩の投げ釣り師の人に教えてもらった釣り場が、興居島の門田にある。
一回りというのは歳が一回りということで、現在はワタシ自身がすでにジジーなので、その先輩は現役ではない。
ワタシはまだかろうじてまだ竿を振っているが、その人は先日見かけた時には人違いを起こしそうになるほど歳を重ねていた。^o^
そんな人生の先輩から、興居島の深い釣り場を聞いた時に教えてくれたのが興居島の門田だった。
神崎の鼻のすぐそばで、流れは抜群に速いし深いから遠投したら延々と道糸は出ていき、30号のナマリでも底をとるのが難しかった。
深いといっても投げ釣りが出来る所なので、考えてやれば良い釣りが出来た。
水深はこんな感じ^ - ^
青い数字が水深で、17.3の場所に仕掛けを振り込む。
満ち潮時、潮は左に流れて神崎の鼻に向かって強烈に引っ張られる。
引き潮に変わると右へ流れるが、どちらにしても潮の速さは同じくらい。
だから若潮・長潮を選んで計画を立てていた。
それも叶わない時は、干満の潮止まり(憩流時)に合わせていき、潮の流れを目で見ながら投げていた。
興居島の門田の投げ釣りポイントには、昔は消波ブロックが無かった。
だからちょっと高めの護岸から、海を見ずに投げて、掛けた魚をごぼう抜きで獲っていた。
約30年前の話だが、その当時は今は幻になりつつあるアイナメの40センチ級がバンバン食っていた。
赤い斜線の部分が深く、たいして遠投は必要ない。
遠投は必要ないが、潮の緩い一瞬を捉えて投げることが最優先だった。
ワタシがやってたのは、今は四電の配電塔がある前で、道幅が少し広くなっている所。
この前にカーブミラーがあるが、その横あたりに竿を並べて釣っていた。
当時、アイナメを狙うためにコウジを一匹付けで投げていたから、当然ながら短いハリスの一本バリ仕掛け。
食えば大きく合わせてゴリ巻き^o^
取り込みはごぼう抜きという、少々荒っぽい釣りだった。
それでも良い時は40センチ級アイナメが複数匹食ってきた。
そしていつ頃だったか消波ブロックが入り、とても釣りにくい釣り場になった。
まだまだ若かったワタシは、それでも通い続けて真鯛の60センチ級までを釣らせてもらったし、カレイの40センチ級もたくさん出た。
ここでの投げ釣りで一番困難な作業は、ここの不規則に入れられた消波ブロック上に三脚を立てること。
その困難さのせいで、いつ来ても先客はなく、のんびり釣ることが出来た。←こういう変態は少なかったということヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
ここ10年内にこの辺りで80センチ級の大鯛が出たという話は聞いているが、詳細はわからない。
だが投げ釣りで17メートルを超える水深というのは割に深い方で、深場が大好きな投げ釣り師にとっては可能性しかないブルーオーシャンと言えるかもしれない。(o^^o)