忽那の雫第439話 ワタシと魚のご縁シリーズ! (スズキ)
さてまた新たに書こうと思うのが、ワタシと魚のご縁^o^
この人生で縁の深かった魚もいれば、あまり縁のなかった魚もいる。
釣り師によっては、ずっと同じ魚を追い続ける人もいれば、あらゆる魚との出会いを求めて、海水魚も淡水魚もなんでもこなす人もいる。^ - ^
ワタシはと言えば、投げ釣りをしたことによって、割に多くの魚たちと縁が出来た。
釣りをする人って、釣りたい魚になかなか出会えない人も居れば、釣ろうと思っていないのに偶然釣れたお魚に深い縁を感じる人もいるだろうと思う。^ - ^
そんな魚たちとの縁について振り返ってみることで、あの魚が釣れない釣れないと悩んでいる方の助けとなるかもしれない。←アンタの助けはいらん( ・∇・)
そんな話です^o^
アルバムを開いたらまず出たのがスズキだったので今回はスズキについてご縁を探ってみる。
ワタシが住む松山の生まれ育った町では、スズキはあまり馴染みのあるお魚ではなかった。
だから釣りをはじめてから20才までに、まぐれにでもスズキを釣ったことはなかったし、狙って釣ろうとも考えたことがなかった。
それが、縁あって投げ釣りのクラブに入ったとたん、対象魚の中にスズキがあるのを見た。
う〜ん、コレ投げ釣りで釣れるかな?
っと言うのが正直なところだったのだが、皆がわりと四苦八苦する魚だとわかったことで、新人のワタシと先輩方とはほぼ同じステージに立っていることに気づいた。^ - ^
皆が苦労してるなら情報は共有されてるはず。^ - ^
スズキを釣るために、皆が思い思いの考えを正直にぶつけ合うので、釣るためのあらゆる情報が飛び交っていた頃だ。
そんな情報の渦の中で、初めて釣ったスズキが上の画像のもので、コウジをエサに松山観光港のフェリー岸壁がまだ埋め立て中の頃、沖合いに浮かぶ九十九島(スクモ)に向けて投げてたのに食って来た。^ - ^
この辺で釣ってる釣り人や地元の漁師が釣ったのも見たことはなかったが、自分で釣ってはじめて、ここにはスズキが沢山いるイメージが出来上がった。←イメージの大切さに気づく(^◇^)
そしてワタシと同じく、まだ釣ったことのないスズキを釣ろうと、メバル竿を持ち出して冷凍イカナゴを付けて見事に釣って見せてくれた地元の兄のような存在のおかげで、その釣り方をワタシが通う中島に持ち込み爆釣させることに成功(^O^)
その人のことは、忽那の雫第333話(達人列伝)に書いている^ - ^
それからというもの、どこでやってもスズキ・真鯛・チヌ、はてはメバルまで、爆釣の連続で、スズキに対する難しい釣りとの印象は、数年ですっかり変わり、いつでも釣れるカンタンなお魚になった。^ - ^
マサにパラダイムの転換が起きたと言える(^◇^)
この釣りを興居島に持ち込むと、泊まりの岸壁から見えてるスズキもカンタンに釣れた。
釣り方は忽那の雫第28話^ - ^
興居島では、活きエサをぶっ込んで投げ竿でも狙った。
ゼンゴを釣り、生きたまま放り込むことに夢中になった。^ - ^
さらに時は進んで、タイラバなるものが現れた頃、瀬戸内の漁師が鯛を釣るのにゴンクという仕掛けを使っていたが、これに似てるなと気づきハマった←ハマりやすい男(°▽°)
中でも投げ釣りマンのワタシは、シマノからでたラバージグ(投げ式)に夢中になり、いつもバックに忍ばせるようになった。
忽那諸島の怒和島では真っ昼間に目の前で80オーバーのスズキが飛びつくのを見た^ - ^
干潮時で、玉網が届かず四苦八苦(°▽°)
それでも必死ですくった
当時の写真を見ると、上のラバージグらしきものをくわえたスズキがいた。(^o^)
そして松山空港周辺では投げ釣りで沢山のスズキと出会った^ - ^
松山空港周辺でカリギュラ現象にみまわれた話は忽那の雫第85話^ - ^
その他たくさんのスズキとのご縁をいただけたと思っている。
難しいと思っていたスズキは、あるパラダイムの転換を経て、狙えば釣れるカンタンなお魚になった。
たぶん難しいイメージのある魚や釣り方は、そこに斬新な発想を持って一匹釣るまで継続できたら、パラダイムの転換が起きると思う。^ - ^
あれ以来、今もだが、スズキはワタシの中で、居たら釣れるお魚となっている。^ - ^
この魚とのご縁は、まだまだ続くのだろうと感じるが、魚を食べることにあまり関心のないワタシは、今生ではスズキをリリースすることの方が多かった←最後に良い人のフリをするなよε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘