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忽那の雫第364話 手こずった投げ釣りで狙うフラットフィッシュたち

今回は、昔手こずりながら釣ったヒラメ・マゴチの話をしてみる。^ - ^

今はフラットフィッシュなんて言って、ルアーで割と手軽に狙えるヒラメ・マゴチなのだが、ワタシが投げ釣りのクラブに入った頃←原始時代(°▽°)

対象魚の中にヒラメとマゴチがあるのを知って、一体コレを、投げ釣りでどうやったら釣れるんだろうかと、頭をかかえた。

しかし当時全国に6000人の会員をもつ投げ釣り軍団の全員が同じ問題に取り組んでいる以上、ワタシは無理とも言えず、少ない情報を手掛かりにヒラメ・マゴチを投げ釣りで釣ることに取り組んだ。^ - ^

そして始め頃にわかったのは、マゴチはまだ死んだエサにも食ってくるが、ヒラメは活きたエサでないとかなり難しいということだった。

なかなか良いマゴチ釣り場に出くわしたのは割に早い頃で、ここに見覚えのある方はいるだろうか? 

愛媛県の運転免許センターの近くにある工場裏で、マゴチが食うことを突き止めた。

もうあれから30年くらいは経つだろうか。^o^
今も当時のまま存在するが、食うのかはわからない。

ここにはヒラメも居て、ここで仕掛けとエサ
によって釣り分けることを覚えた^ - ^

何の変哲もない投げ釣りの仕掛けの、ハリの部分だけ二段バリにして、冷凍のキビナゴを買ってきて、二段バリに付けて放り込んだ。^ - ^

結果はわりと早く出て、置き竿を持っていくほどのアタリをよく見せてくれた。

ここの水深は1.5から4メートルほどで、投げる距離が20から30メートルほどと近いので、アタリが強烈で面白かった。

日に何匹も釣れることもあり、投げ釣りでマゴチを釣ることにあまり違和感がなくなった。^ - ^

問題はヒラメのほうで、同じ仕掛けでも食わなくはないのだが、なぜか胴付きの仕掛けによく食うのが判明した。←ここ大事(o^^o)

マゴチと同じように、投げて置いとくのだが、下オモリにしてエサを少し浮かせて泳がせたほうが、格段にアタリが出た^o^

ハリを鼻の穴と背びれのうしろに付けて、元気に泳がせるほど良かった。

この仕掛けであちこちやってみたが、初めてやって見事に食ったのが、大島の友浦だった。

ゼンゴを確保するのが難しい日だったので、釣具店で生きたゼンゴを買って行き、夜の波止から放り込んだら、待ってましたとばかりにアタリが出て、いきなり食い込んだ。

なかなか食い込むのに時間が掛かると思われてるヒラメだが、投げ竿で生き餌を放り込む釣り。

そして胴付き風に二匹のゼンゴが泳ぐ仕掛けに、目の前がパラダイスに見えて、いてもたっても居られないようだ。←勝手な解釈( ・∇・)

そんなこんなで、数十年取り組んだ投げ釣りでのヒラメとマゴチ。
マゴチはあっという間に予定の数を揃えられたが、ヒラメは釣れた数たった10匹ほど。^o^

40センチ以上のヒラメを釣るのがコレほど難しいとは^o^
っというのが、ワタシの正直な感想だった。)^o^(

今はフラットフィッシュの釣り方がいろいろ開発されて、わりと釣りやすいターゲットになったなーと思う。

なんでもだが、最初の方に取り組む人らはかなり苦労するもので、それだからこそ釣りは面白いのだと思う。^ - ^


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