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忽那の雫第277話 おでんメバルを釣りに行った話し (興居島)

もうかれこれ20年前になる( ̄∇ ̄)

気になって仕方なかった、興居島の裏側の岩場に居るであろうメバルを釣りに行ってみた。

居るであろう、っというのも、さらに20年くらい前だから40年も前に、ここを素潜りしていた。

当時はそんなにうるさく言われない頃で、ワタシは地元の高浜から勝岡までの海岸や、四十島・九十九島、そして興居島など、あらゆる場所を素潜りして海中を観察していた←貝を獲ってたんだろ!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

九十九島は71話と125話に書いてます^ - ^

その頃に、ここで気持ちの良い光景を目撃したのだ!^ - ^

興居島の裏側の御手鼻と琴引鼻の間にある、ワタシたち釣り仲間の間で「おむすび石」と呼ぶ砂浜と岩場のある場所。

ここを潜っていて、ふと大きめの岩の間をのぞいてビックリした!

アレを言葉で言い表わすとしたら、満員電車しかない。(°▽°)

大きく開いた岩の隙間にぎゅうぎゅう詰めになったメバルが居たのだ。

何も居なければ、コチラから覗けば向こう側が見通せるくらいの隙間に、ゴッソリとメバルが詰まっている。^ - ^

もう長く素潜りをしているワタシが、初めて目にした光景だった。

メバルは案外どこででも見かけるが、こんな密度で居るのはなんでだろう?と、不思議に思った。

まっこれはワタシの予想だが、このあたり一帯にかなりの数のメバルが居て、潮が緩んでたので中層くらいに待機してエサを待ってた所へ、ワタシがいきなり侵入してザブザブやりだしたもんだから、あわてて岩の隙間にとりあえず身を隠した。(*^◯^*)


それはこんな場所 

向こうに琴引鼻が見える^ - ^

流れのない時は散らばって底から上層まで、斜めになって浮いて待機しているメバルをよく目撃していた。

それらのメバルが、急に飛び込んできた侵入者←ワタシのこと( ̄▽ ̄) にビックリして、近くの岩に身を潜めたところ、ほぼ全部が同じ隙間に飛び込んだ、、?

のだろうとしか、考えようがなかった。(・∀・)

その時ワタシの右手にはヤス、左手にはアワビ起こしが握られており、迷うことなくブスッといった。←少しは迷えよ( ̄▽ ̄)


そしたらこうなったんです(°▽°) 

ワタシにはおでんにしか見えず、一緒に来ていた彼女に必死で見せました。^ - ^

そしてあと数回、突いても突いてもおでんになる。(^。^)
コレで良いのか?
コレ突いて良いのか?
っと考えながらも、突いたメバルは20匹くらいになりました。←なんでもやり過ぎる男( ・∇・)

腰に巻いた網が膨れてパンパンになるまで突いて、凄い体験をしたのです。

この事をワタシの脳は忘れられず、20年後についに思い立って釣りに行きました。

それが約20年前^ - ^


その時カブラ仕掛けを持って行き、恐る恐る記憶にあるあたりを引っ張ってみたところ、すぐに食ってくるんですよー)^o^(

真っ昼間だったので、サイズは18センチくらいまでのリリースサイズでしたが、あの40年前のは20センチ以上あるなかなか立派なヤツでした。^ - ^

コレ、夜釣りでやったら面白いんだろなーっと思いましたが、ワタシは無理←異常な怖がり( ・∇・)


この護岸の角から丸で囲んだあたりを引けば、まだ今でも入れ食いだろうと予測できます^ - ^

勇気のある方どうぞ←他人に行かせる気か?(°▽°)

だ、だって怖いんだもん←アンタ子供なのか?( ̄∀ ̄)

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