忽那の雫第37話 忽那七島のメバル(胴付き仕掛け)
トンガの火山が噴火してツナミが来るとテレビで騒いでますが、←アンタは騒がなくていいのか?(*^^*)
今回は前回に書いた、漁師スタイルでメバルを釣るための仕掛けについて書いてみます。
とても簡単で、釣られるメバルに申し訳ないくらいなんですが、(^.^) やす〜い仕掛けで高級なメバルを釣るのが醍醐味みたいなもんですから、ぜひ自分で作って釣ってみてください。
こんな伝統釣法みたいな、古くからあるタイプの仕掛けですが、極めるとそれなりに深いものを感じたりします。
仕掛けの全体はこんな感じ^ - ^
竿先から道糸を出したら、この仕掛けのサルカンに繋ぐだけ。
シモリ玉を使う場合は、まずシモリ玉を通してから仕掛けを繋ぎます。
シモリ玉も種類が多くて迷いますが、糸にたいしてよく滑るものを選ぶこと。
糸が古かったり、シモリ玉の滑りが悪いと、玉が海面に浮かず糸を伝って竿まで上がってきて釣りにくいからです。^ - ^
エダスの間隔は40センチ、上のハリからサルカンまでが20センチと、一番下のハリからナマリまでも20センチとると、全長120センチの仕掛けが出来ます。
サルカンも糸もハリもナマリも、トコトン安いものを使って問題ありませんが、根がかりして引っ張ったりしたとき、あるいはハリ先が少しでもなまったりした時は、即交換します。←ここ大原則!)^o^(
今は百均にも釣り具の小物を売ってますが、わたしも糸などよく買ってます。
幹糸に百均の道糸2号、ハリスにグンター←そんなのまだ売ってるのか?ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘できればフロロカーボンの安い1.5号くらいを使ってみよう。
よく、エダスの付け方をたずねられることがありますが、わたしのやり方は簡単で強いですよ。^ - ^
幹糸を八の字にして、八の字の上側の輪っかにハリスを入れます。
そんで、入れたハリスを八の字の下側で輪っかを作り2度か3度くぐらせます。
そしてまず八の字をしめ、次に下側の結びをしめ、最後にこの締めた二つのコブを締め上げます。
こうして3本のエダを出したら、一番下にナマリを付けますが、←ここは肝心! ナマリのすぐ上あたりにハサミでキズをわざと付けておくんです。^ - ^
ナマリはこの仕掛けの一番下にあり、一番根がかりしやすいです。^ - ^
ナマリは根がかりしたのに、上のハリには魚が食いついてどうしよう?と思うことがたびたびあるはず。^ - ^
そういうときに、思い切って引っ張ると、ナマリはキズのところから切れ、上に食いついた魚だけは回収できることが多いんです。^ - ^
細かなことですが、きちんとやっておくと、釣果に繋がる頼もしい仕掛けとなります。
これで仕掛けは万全。安物仕掛けでも安心して大物とやりとりできるんです。
釣り方の基本は、根があまり高くなく、なだらかな海底では、ナマリが底に着かないギリギリのラインを引いて来るように頑張って練習するといいです。
そして岩や障害物がありそうな海底だと思ったら、トントンと底を叩くように引っ張ります。
トンと底をとったら、すぐさま竿をあおって仕掛けを飛ばせます。そしてまたトンと落とす。
こうやって、仕掛けを引きずらないように引っ張るわけです。
釣り方について、あとは実践あるのみで、勘のいい人なら一晩やってるともう上手く出来るようになります。
この仕掛けをたくさん作っておき、いくら根がかりしても気にしないですむようにしておくのが、釣りが上手にできる人の条件とも言えます。
いらない段ボールや厚紙に、たくさん切れ目を入れた、自分だけの仕掛け巻きを作ってバックにタンマリ入れておこう。( ◠‿◠ )
最初の頃は、根がかりさせる頻度が多く、仕掛けの消耗もあるが、慣れてくるとグッと少なくなります。^ - ^
わたしも最初は一晩に10ヶ以上も仕掛けを消耗してましたが、今はもう最初に付けた仕掛けが朝まで付いてることがあるくらいに慣れました。^ - ^
メバル釣りは難しくありません。瀬戸内にはドッサリ釣れる場所も、ドカンとデカいのが食う場所も沢山あります。
自作の仕掛けを使って、ぜひともメバル釣りにチャレンジしてみてください。
釣り場についても、この忽那の雫で書いてますし、これからも沢山追加していきますからお楽しみに(o^^o)