忽那の雫第38話　奇跡の光景ホタルが山を覆う話し！（中島）

もう何年も前になるが、テレビかYouTubeか忘れたのだけど、中島の姫が浜あたりの方が、フラッシュボタルがどうとかこうとか言ってるのを見たんです。^ - ^

中島？っという地名に反応して見ていると、近くの山で6月ころに凄い数のホタルが現れるとのこと。

ふつうホタルが多いと言っても、あっちにも居るこっちにも居るといった程度で、可愛らしいのだが、この中島のホタルの群れというかなんと言うかわからないが、凄まじい数のホタルが一斉に出現するのだそうだ。^ - ^

とても幻想的な光景らしく、この時期に予約制で客を案内していると言ってました。^ - ^

商魂たくましいなと思ったが、は？っと思い出したんです、昔の体験を。

わたしがよく通った中島の釣り場で、夕刻、投げ釣りをしていました。弟と二人が並んで釣っていると、島の顔見知りの人が軽トラックで現れて、来とるんかーっと声をかけてきたんです。(^｡^)

久しぶりなんでチャプチャプといろんな話に花を咲かせていて、その流れで以前この場所で起きた事故の話になったんです。^ - ^

この人は島民なので、その事故のことに詳しく、話を聞いている間にも日が暮れてきて、あたりが闇に包まれ始めました。^ - ^

そして、わたしが何気なく山のほうに目をやった時、息を呑む光景が目に飛び込んできたんです。

ホタル？です^ ^それ以外には考えられない^o^

すぐに二人に言いました。あれ何やろ？って(・∀・)

二人とも、ホタルやろ？っとしか言えません。

三人ともホタルには違いないだろうが、その凄まじい数に圧倒されて、それ以上の言葉が出ないんです。(*^^*)

わたしも二人も、それまでの人生で見たことのない光景だと確認し合いました。

場所は中島の宇和間地区になると思うんですが、わたしたち釣り師の間では長浜と呼んでる海岸です。

先ほどの事故の話しをしている時に、突然現れた光景なので、何かそれと関係しているのだろうかと三人は話し合いました。

目の前は海で、うしろは低い山、一番低い所は畑になっていて、そこからなだらかに山の頂上へと上がる古道があります。^ - ^

そして見えるホタルは、もう山全体と言っていいくらいで、あれだけの数が今までいったいどこに居たんだろうと思わせるほどでした。

山の中腹くらいには水の流れる場所もあるにはあると言うことなので、ホタルが居る環境はあるのだと思いますが、それにしてもこの数！(°▽°)

その体験をたくさんの仲間に話しましたが、見た人は一人もいませんでした。

海側はまさにこの光景^ - ^←実際の場所

そして後ろを向くと山一面のホタル(￣▽￣)

まるで奇跡のような、絵の中に居たような、そんな異次元の体験でした。^ - ^

それをテレビでやってたのだから、ああいう現象があるんだと、しみじみ思い出したというわけです。

中島の長浜海岸に6月ころの夕刻、この奇跡の光景がまた現れるかどうか、信じるも信じないもあなた次第です←最後はパクるのか？(￣∇￣)