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忽那の雫第19話 西中港のちょっと怖い話し

島の夜釣り。メバル釣りにハマったわたしたちは、シーズン中に一日でも多く釣行して、1ミリでも大きなヤツを釣り上げようと血まなこになる。^ - ^

明るい常夜灯のあるハトから真っ暗な岩場まで、とにかく大物を釣ろうと、集中した一晩をすごすんです。

そんなわたしたちメバル狂の間では、ちょっと怖い体験をする者も少なくなく、仲間が集まったときにはそういった話で盛り上がったりする。

忽那七島の中心、中島本島に西中港という港がある。^ - ^

ここのハトも夜釣りでメバルが良く釣れ、人気の釣り場なのだが、仲間がチョイと気になる質問をわたしにしてきたのだ。

ねぇしゅうちゃん、⬅️わたしは修一という^ - ^ 西中港に停泊しているフェリーなんやけど、あの船って誰か宿直してるの?っと言うのだ。

仲間の中でわたしは一番長くこの島に通っていて、西中港で釣ることも多いわたしなら事情に詳しいと思って聞いたんだと思う。^ - ^

わたしも過去に、ここのハトに立って釣っていると、背中になにやら気配を感じて、振り向くと船体の下のほうの小窓に人の顔がみえたことがある。^ - ^でもその窓には電気がついていたから誰かがトイレに行ったんだとすぐにわかった。^ - ^

っということは、誰か一人は船に泊まっているということなんだなと、ふつうに考えていたわけなんです。^ - ^

それを話すと、でも操船室であろう船の最上段の一番前の部屋で、しかも真っ暗な状態で人が見ているだろうかと、みなで議論になった。^ - ^

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わたしもよ〜く記憶をたどってみると、たしかに昔40年も前なら、バイクで来て夜に船に出入りする船員を見たことがチョイチョイあった。^ - ^

でも最近は見ないなと、、。(°▽°)

人員を切り詰めるような今の時代に、小さな島の港に停泊する小さなフェリーに毎晩人を置くだろうか?^ - ^

そう考えると、仲間全員が船には人がいないだろうという結論に同意した。^ - ^

そしたらあれは誰だ?^ - ^

その人によると、ハトに立ってる自分を表情も変えずにただジッと見ていたそうなんである。( ・∇・)

ハトは画像の雰囲気どおりで、薄明るい中でも中央にある常夜灯はかなり明るくて、あまり怖さは感じないのだが、うしろを見ると一転、ゾクっとするほどの異世界感があるのだ。(^。^)

現在もまったく変わらない光景なので、一度感じてみませんか。ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

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