忽那の雫第180話 暗闇に響いた13文字の言葉に恐怖!
今回は、ちょっと遠い過去の話をしよう^ - ^
まだわたしがバリバリに元気で、釣りにだったら毎日でもOKと思っていた30才前後のころ。^ - ^
松山沖にある三津浜の沖一文字で夜釣りをしていた時でした。
ここは渡船で5分もあれば行ける、広々とした沖一文字と、陸から繋がった大波止で構成されている。
松山外港から見ればすぐそこの波止って感じの市民が手軽に渡れる釣り場として人気。
ここの大波止に渡っていた時でした。
大波止は地続きですが、付け根から一定の範囲はどこかの会社の敷地内で、柵が設けられてらいるから、沖一文字同様に渡船でないと行けません。
ここで夜釣りの投げ釣りをしていたわたしは、渡船の運行が終わるころを待って、真ん中あたりまで行ってみようと思っていました。
わたしが釣っていたのは波止の先の方で、アタリが遠いので移動を考えていたのです。^ - ^
夜の22時ころ、最後の迎えが来て、波止の真ん中から付け根までの釣り人が全員この迎えの船に乗って帰りました。
釣り人が帰ってシーンとした波止をわたしは歩き出しました。( ̄▽ ̄)
大波止の先端に近い方にはくの字になっている所があり、外側にはテトラも入っている。
先の方からこの辺りまで移動しようかと思って、どこにするか、まず行って決めようと思い、ヘッドランプを頼りに歩いていました。
波止には明かりが無いから、自分のライトだけが頼り。(・∀・)
でも三津浜港あたりの光源からうっすらとではあるが光が届いており、波止の上を歩くだけならライトはつけなくていい。
電池切れはマズイから節約のためライトをつけずにくの字付近まで来た時!
すみませ〜ん、、みないでくださぃ〜
ってハッキリと聞こえたんですヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
わたしは慌てすぎて、ライトを付けようとしながら、海に飛び込んで逃げようとまで考えました←アンタ夜の海より怖かったんだね(・∀・)
そしてライトに手がいった刹那、わたしの鼻が何かをキャッチしました。
ふだんから嗅ぎ慣れてる何か?
あ、やってるのか?( ̄∇ ̄)
そうなんです、おそらくお腹を壊した釣り人が一人残っていて、大の方を暗闇の中でしてたんですね。
おそらく最後の迎えの渡船に乗り込むことも出来なかった人か、最後の渡船で来て朝まで釣る人が一人いたのか。
いずれにしても、誰も居ないと思って歩いていたわたしの心臓をこれほどまでにバクバクさせた13文字の言葉は強烈でした。
トイレってホント有難いものですね。^o^
あっそれからヘッドランプも。(o^^o)