忽那の雫第196話 釣り歴50年最後まで残った最強エサの話し
今回はエサの話しです。^ - ^
現在のわたしは、長い釣り人生の終盤を楽しんでるわけですが、釣りを始めた頃、そして釣り狂ったピーク時を経て今に至るまでいろんなエサと出会ってきました。
子供のころは、高価なエサを買える環境にもないので、自分で砂ゴカイを掘りに行って好きなだけ使っていました。^ - ^
成人する前くらいには、オキアミを使って鯛を狙うようになり、オキアミの凄さを知りました。
そして28才で投げ釣りを本格的にする人に出会い、投げることの魅力を知り、狙う魚種の多さに驚き、感動の釣り人生を本格化させました。
そして50年間のほぼ全てにおいて、メバル釣りを楽しみました。^ - ^
これら50年の釣りの中で出会ったエサは、どれも使い始めは驚きの釣果を出してくれ、釣り物によってエサを使い分ける、釣りの奥深さにも触れることができました。^ - ^
釣具店に行けば何でも手に入り、変わったエサもたくさん使わせてもらいました。
ジャミやオキアミは、もう今は使いませんが、エサ屋さんに行けばある。
それが、投げ釣りのエサであるコウジやボケ(カメジャコ)、スムシやアカムシなどが急に入手が困難になりだしたんです。
話を聞けば他の地方ではあるらしく、松山にないものを何とか知人に頼んででも手に入れるというような面倒なことになっていき、いまでは諦めモード。
理由はたくさんあるようで、いちいちボヤいても仕方ない。^o^
でもワタシはどういうわけか、そのエサ事情にほとんど悩まされなかったんです。(^。^)
投げ釣りで本虫は万能エサとも言えるが、足りない時の保険として朝鮮ゴカイを少し余分に買っていく人がいる。^ - ^
この別名アオムシとも呼ばれるエサも万能だからだ。^ - ^
安くて活きが良く、保存も簡単で、エサ屋さんに行けば必ず手に入ります。
ワタシは長くやってるメバル釣りの中で、日本ゴカイと朝鮮ゴカイはずーっと使い続けた信頼のエサでした。
現在はワームをはじめとする擬似餌がたくさん出てますが、最後に頼りになるのはやはり生きたゴカイです。^ - ^
そして病気を経験して、少し体の機能が完全ではなくなったワタシは、それでも投げ釣りがやめられず、ハードなタックルは全て処分して、自分の体力に合ったものにすかさず変更しました。^ - ^
そして投げ釣りに行くのに何の障害もないように、エサは青虫だけと決めて、ぎゃくに活きの良い本虫があればそれを足りないときの保険に少し持ってくというスタイルになりました。^o^
これで美味しいと評判の愛媛の中予のカワハギはバンバン釣れるし、カレイも普通に飛びついて来ます。^ - ^
夏場のキス釣りでも青虫だけで十分人満足な釣りができます。
ワタシの大好きな忽那諸島の島々では、真昼間に引いていて尺ギスが釣れることもあります。
キュウセンベラも多く、チヌや真鯛も真っ昼間に当たってきます。
女性にだって当然釣れて、家族みんなで釣りの醍醐味を味わえるんです。^o^
今までは高価なエサをたくさん使ってそれなりの道具を揃えないと、なかなか釣れないと思われた魚も、ここ忽那諸島では青虫だけあれば何とかなります。^ - ^
だからワタシのメバル釣りのバックの中には必ずゴカイを使う仕掛けが入っています。^ - ^
あらゆる釣りエサを試して来た50年の釣り人生の中で、結局最強のエサは何ですか?
っと聞かれたら、今のワタシは迷わず青虫だと答えます。
え?
結局それ?
っとワタシも思います。(o^^o)
子供の頃、少ないお小遣いでも買えたあのエサが、最高のエサだったんですね。(o^^o)