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忽那の雫第218話 注文のカレイを釣っていた興居島の小さな釣り場

釣りを長くやっていると、チョイチョイ注文が入ることがある。^ - ^

ふだんは自分がやりたい釣りをやり、その時釣りたい魚だけを狙って釣りに出かける。

だが、いつも文句も言わずに釣りに行かせてくれる家族の要望が時々ある。^ - ^

そんな時は、機嫌良く行ってきま〜すと答えていた←行ければ理由はなんでもいい( ̄∇ ̄)

例えば身内の誰かが出産した時など、産後にチヌの汁を飲ませたいから釣ってきてくれ、、とか。

この注文は密かにチャーンス!と、ガッツポーズが出る。^ - ^

ワタシのホームではチヌがとても多く、難しい魚ではないから、わかった、チョット頑張ってくる、と言って好きな所に行き、難しさを装って自分のしたい釣りを楽しんだ。←アンタせこいね(°▽°)

そして普通は、◯◯を釣って来てくれという時、大物が良いに決まってるのだが、たまに変わった注文もあるから不思議だ。

何度かあったのが、小さいのでいいからカレイを複数枚、出来るだけ多いと嬉しいが、、、と言う注文があった。

変なこと言うな〜と思ったが、その頃ワタシは、その注文通りのものが釣れる場所をしっていたのだ。

それは興居島の御手洗で、最初は小さいカレイを釣る気なんて無かった。

きっとここにも大きいヤツが居るだろうと思って釣っていた。^ - ^
が、そんなに甘くはなく、一番大きいと思えるのがコレ^ - ^

30センチあるなしくらいだった^o^
まあ、小さくても複数枚釣れることが多かったので、オカズ釣り場として大事にしていた。^ - ^

今自分の投げ釣り仕掛けを見れば、まさにこの場所にちょうど良いようなものを作っている。

今はもう、体力的にしんどいから、仕掛けは超大物には対応しないかもしれない。

それでも、竿を柔らかくしているのと、竿にバランスよくマッチしたハリスを使い、万が一の大物にも踏ん張れるだけのハリを使用したりと、大物を釣る可能性をまだ捨ててはいない。^o^

小さいカレイでいいから複数枚欲しいと言う注文に応えていた釣り場は、興居島の御手洗にある。

泊港から10分もかからない場所にある。

御手洗の船溜まりではなく、真っ直ぐに伸びた堤防の先に祠がある所だ。

祠には何かが祀られているので、汚したり騒いだりする場所では無いので注意したい。^ - ^

この祠の先に岩場が少しあり、そのあたりに三脚を立てて竿を二本くらい出して釣っていました。

エサは細めの本虫か青虫。
チョイ投げくらいの所に仕掛けを投入。^ - ^

当時はホント、ベラやキスを釣ってる感覚でカレイはアタリを出してくれた。

小さくても、投げてジッと待つカレイ釣りはなかなか辛抱がいるものだが、ここでは見てる間に当たることも多く、退屈な釣りではなかった。

アレからだいぶん経つが、今でもそばを通るとき、あの頃と変わらない釣り場に見える。^ - ^

小さいのを釣りに行くなんてなかなかないが、こういう釣り場もあることをココにメモしておきたい。(o^^o)

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