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忽那の雫第272話 今だから言える話し(スイカ泥棒)

今回は久しぶりに今だから言える話しを一つ)^o^(

ホントはこの手の話しはいくつもあるのだが、なかなか言えない。←だから今なんだろ?(・∀・)

そんなわけで、先日島に行った時に、ふと思い出して奥さんに話したことをここでしてみます。

16才の頃←それまた古いな( ̄▽ ̄)

中島のある海水浴場にキャンプしに行ったんです。

実はこの島に来て釣り狂うようになったキッカケがありました。^ - ^

16才のワタシは、原付きバイクで島に来ており、彼女を連れて島中を走り回っていました。

そん時に目に入っていたのが、美味しそうに成っていたスイカ。
民家と少し離れた畑だったので、夜に来て一個、一個だけいただこうと思ったのでした。←一個でも5個でも一緒だぞ!(°▽°)

このことは彼女には言わずに、砂浜にテントを張って海水浴を楽しみました。

ワタシはもともとこういう遊びが大好きで、いまでも似たようなことをしたがる。


みんなを引き連れて行くのは決まってこういう場所。^ - ^

自然の中でボーっとしているだけでも楽しい←病院行った方がいいぞ(・∀・)


そして深夜に、ワタシに取り憑いた悪霊は←アンタの悪行を悪霊のせいにする気か?ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
行動に出た(*^◯^*)

オシッコしてくると言ってテントを出たワタシは、昼間に見た畑に急行した。

真っ暗な畑の中で、手探りで探したスイカをもいで、カックンカックンなりながら走りました。

そして彼女にスイカを見せて、食べよう(o^^o)
彼女も何も言わずに食べていました。←彼女も似たもの同士( ・∇・)

そしてお腹を膨らまし、テントに入りました。←いやらしい匂いがするな(^。^)

それから見た夢は覚えていないが、何かザワザワするので目が覚めた。^ - ^

テントを開けてみてビックリ!

何人ものオジサンたちに囲まれている。( ̄∇ ̄)

すると一人のオジサンに問い詰められた。
にいちゃんスイカパクったね^o^

ワタシは、い、い、いや知らんと言ったのだが、じゃーこれは何だねと言いながら指差す先には、バラバラになった黄色いスイカの食べカスが散乱していた。(・∀・)

もう言い逃れは出来ない。
諦めの良いワタシは、素直に謝りました。←書きようもあるもんだなε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘


スイカの色まではワタシも気づかなかったのだが、オジサンによると、孫が遊びにくるので食べさせようと、わざわざ一個だけ作っていた黄色スイカを狙ったように持ってかれて、探し回ったのだそうだ。^ - ^

さすがにワタシ。
狙った魚は逃さない!←もうアンタは捕まった方がいいな( ̄∀ ̄)

その話を聞いて、さすがのワタシも改心した。
悪霊は退散してまっとうなワタシにもどりました。。

夏休みに遊びに来る孫のために作った黄色いスイカ。
それを盗るとはなんたる悪行(*^◯^*)

それをオジサンは許してやると言ってくれたんです。^ - ^

それ以降、懺悔の気持ちで45年間この島に通いつづけているんです。
そして長い年月、フェリー代金が何百万、いや下手すると何千万?^ - ^

そろそろお詫びが終わっただろうかと考えるのですが、以前釣り仲間に言われました。
アンタこの島のメバルをいったい何匹獲ってかえったのか?って。( ・∇・)


た、確かに(°▽°)

今も獲ってる( ̄∇ ̄)

ワタシは生粋の大泥棒でした←やっと気付いた( ̄∇ ̄)

ゴメンなさい(o^^o)

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