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忽那の雫第209話 そこでソレ食う?シリーズ (中島西中港)

今回は、ここでコレが釣れるとは珍しい!
っと唸ってしまった、釣りの不思議な一場面をお話しします。^ - ^

コレはワタシがまだ中島で、いろんな釣りを試していた頃の話だ。

もうかれこれ40年間も中島に通ったが、40年間すべてを中島ばかりで釣っていた訳ではない。

それでも月に5回以上のペースで中島に渡っていた時期も長いので、正確にはわからないが年間60回として、2400回も中島で釣りをしていたことになる。←狂ってる( ̄∇ ̄)

それだけ中島で釣りをしていても、意外なことはまあまああるわけである。

以外な写真が残っているのを見つけたので、ここに紹介する。^o^


ここは中島の西中港なのだが、ある晩に50センチを超すアコウ(キジハタ)が釣れた。^ - ^

アコウは松山でも決して珍しい魚ではないが、釣れる場所は案外限られる魚なのである。

今治市の来島海峡周辺海域ではたくさん釣れるアコウも、松山周辺の陸っぱりからはなかなか釣れない。

松山の吉田周辺や今出あたりでは、けっこう狙って釣れる場所もあるが、中島ではめったに聞かないのだ。

だからワタシが実際に目撃したのはこの一匹が初めてだった。(°▽°)

このことがあり、周りの仲間たちにも聞いて回ったが、過去に釣れたと聞いたことが一度だけあるという程度で、やはりコレは珍しい一匹だった。  

ワタシが言ってるのは、小さい物を含んでいない。
この個体は50センチオーバー^ - ^

幼魚ならあちこちで食って見かけることもあるが、このサイズだからチョット唸ったのだ。

釣ったのは、ワタシが連れてった釣り仲間だったが、ここでアコウが釣れたことでまた一つ期待が持てた。^ - ^

釣り方はワタシたちの間で一本引きと呼んでいるもので、詳しく知りたい方は忽那の雫第28で書いている。

西中港の真ん中より少し付け根寄りくらいの所で、この釣りに慣れていなかった彼は、一度足下付近で潜られてしまった。

横で見ていたワタシは、切らずに少し辛抱するようにアドバイスした。

っというのも、引きや魚の移動の仕方とかを見ていて、何が食ったのか正直なところ判断が出来なかったからだ。(^。^)

ここで食う可能性のあるものは、真鯛・スズキ,ヒラメの大型くらい。
そのどれとも違う感じがしたので、どうしても正体を見たかったのだ。^ - ^

足下付近の波止の際には幅2メートルくらいの敷石が入っていて、その際には多少の藻が生えている程度で、それ以外に根がかりするものはない。

ましてや、釣り座も波止の上とはいえ、幅の広い釣りのしやすい所だから、辛抱すれば獲れると判断したのである。


そして辛抱すること30分ほど、竿先に緊張感は戻ってきて、またドラグが滑り始めた。)^o^(

慎重に浮かせて取り込んだのがこのアコウで、こんなのが居たんだ!
っと全員が唸った。←よくうなる(^◇^) 

今でもアソコであんなサイズのアコウが出たとは信じられない一匹です。( ^∀^)

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