忽那の雫第411話 今も食うんだろうかシリーズ!(中島長尾岩前のカレイ)
カレイシーズンに入ってから年を越して2024年となったが、まだワタシはカレイを釣りに行っていない。
年をとると時間ばかりが過ぎて、なかなか行動に移れないのは残念だが、無理をして釣りができなくなるのはさらに残念なので、行ったつもりで記事を書く。←捨身のワザ^o^
今回紹介するのは、前にやったのがまだワタシがクラブ活動してた頃の話なのでかれこれ古い。←江戸時代くらいか?Σ(゚д゚lll)
しかしあの頃、たしかによく食っていたので軽く紹介しておく。
場所は中島の北西面にある、オカからチョット離れた所に岩が突き出た長尾岩と呼ぶ岩の前の浜。
この浜でもワタシはよく投げ釣りをしたが、けっこうたくさんのエピソードのある浜で、その中の一つ、カレイ釣りの取材を頼まれた時の話をしよう。
広島の釣り番組だったか?
もう忘れたが、投げ釣りでカレイを釣ってくれとの依頼。
ワタシは釣友一人に声をかけて、確実に釣れそうな場所を選んだ。
その時は広島のテレビと愛媛の有名釣り雑誌の両方の取材ということで、なんとかカレイの顔だけは見たいと思い、ワタシは取材前日の晩から中島に渡り、夜釣りをして早朝からこの長尾岩の前の浜に入った。
釣友は取材班と一緒に取材日の朝の一便で中島に来て、この浜で落ち合う予定。
なぜワタシが前日の夜から中島にいたかと言うと、せっかくだからメバルも釣りたいとか、ただの欲張りからの理由と、もう一つは、朝の一便で渡ると中島に着くのが8時半くらいになるから、釣竿が出るのが9時になる。
すると朝の一発を逃してしまうので、自営業のワタシが先に中島入りして、朝のジアイを釣ろうという魂胆。
予定していた通りというか、持ってるワタシの実力というか←コレが一番あてにならん!Σ(゚д゚lll)
ここに出た小さな突堤というかドカンの上から、朝イチに竿先がグィーン!
30センチ級のカレイの顔を見た。
とりあえずはホッとして、あとは追加の魚をなんでも良いから釣っとけば絵になるなと安心している頃に仲間と取材班が到着。^ - ^
しばらく二人で投げたが、カレイの追加は出来ず、満潮を目前に移動することになった。
移動先で結果、ホシガレイの大物に出会うことになるのだが、それはまたの機会があれば書くとして、今回はこの場所での話しを少し書いておく。
ここであった話の中で、ホッコリするのが、釣りをしてると後ろから声がして、←幽霊じゃないよ^o^後ろの畑のおばさんがデッカい白菜を二つくれた。
ワタシはすぐに家に電話。^ - ^
奥さんに、鍋の準備を頼んだ。
もうカレイが釣れようと釣れまいとどっちでも良い。
型の良いカレイ2枚より、デカい白菜2個の方が良くなったわけである。(^◇^)
こんな優しいオジサンとオバさんがやってる畑の前でのカレイ釣り、この日の釣果はカレイの30センチ級とチャリコ、そしてまあまあのカナガシラとアオギゾくらいだったが、早朝に実績のあるこのドカンの上で、竿先がひん曲がるのを何度目撃したことやら。^o^
今でも食うんだろうかと、数十年経った今も思うのである。(o^^o)