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忽那の雫第105話 みんなが嫌がる流れの速い釣り場の話し(しまなみ海道)

特に投げ釣りをする人なんかは、釣り場を選ぶときに、潮の速い場所をさけたがる人も多い。^ - ^

せっかくの休みの日に、一日中速い潮に悩まされて釣りがしにくいのは嫌ですからね。

でもよく釣る人って、流れの強い所で難なく釣ってくるから凄いんですね。

瀬戸内にある流れの強い所は、日本でも屈指の潮流域でもあります。
関門海峡、来島海峡、鳴門海峡は誰でも知ってる有名な場所です。

この中で、わたしも行く範囲に来島海峡があります。

この来島海峡は、西水道、中水道、東水道、来島ノ瀬戸の4つに分けられていて、中水道の満ち込み潮の最大では10knという恐ろしいくらいの流れがでます。

馬島と、無人島の中渡島の間を抜ける南流で、狭い水道を南側に少しぬけたあたりが一番早くなるんです。
投げ釣りをするとしたら、馬島の南側にある砂浜から投げれますが、この10knの場所には届きません。
もしも届いたら潜水艦に仕掛けが引っかかったくらいは流されることでしょう。←恐ろしやー(°▽°)

ここしまなみ海道にはもう一つ、とんでもない場所があります。
大島と伯方島の間にある荒神瀬戸です。

ここはあの有名な船折瀬戸がある所。^o^
大島と伯方島の間には鵜島という島と橋のかかる所にある見近島^ - ^

そして小さな無人島、能島と鯛崎島がある。
この島は水軍が拠点としていた島だが、その周りの流れもかなり強烈で、8.9knもある。

そして鵜島と伯方島の間にある狭い水道を船折瀬戸と呼ぶ。^ - ^

ここは最大9knにもなり、まだ経験の浅い船乗りはここに入ることを見合わせるように言われるらしい。 
わたしもここへ来ると、釣りはそっちのけで、ここを行き交う船をボーっと眺めてしまうくらいだ。

大島からならこの鯛崎島の前あたりから海を観察してみてほしい。
流れのないときはホントに穏やかな海なのだが、いったん流れ出すと、川かと思うくらい流れます。^o^
見ていて飽きない日本屈指の急潮流。^ - ^

こんな場所は釣りなんて考えず、流れを見ながら弁当でも食うのが正解。^ - ^

また次の機会には、忽那諸島の流れの速い釣り場、実際に釣ってる釣り場も紹介してみたいと思います。(o^^o)

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探偵釣り師しゅうちゃん
めちゃ励みになります、コレからも頑張れそうです^ - ^