忽那の雫第61話 春になったら興居島へチヌ釣りに行こう!
まだまだ寒くて釣りに出れない日がつづく2月の11日。
春になったらこんなことしたいと、思ったことをここに書いとく。^ - ^
昔はよくやったんだけど、エサを自分で掘って近くで釣るということを。^ - ^
これ小さい時から何も考えずにやっていたが、今考えると、潮が満ちてる時に食っていたエサが、潮がひいても同じようにちょっと沖にある。( ・∇・)
しかも、なかなか食えない胴体の活きのいいやつがなぜかある。わたしがチヌだったら即食らいつきます。⬅️アンタはホントいやしいな!(°▽°)
コレってスムシの話しです。
スムシって聞いたことない? 正式にはイチヨセって言います。砂泥の浜に貝殻やゴミで巣を作って住んでるヤツね。
こんなヤツらです^ - ^
コレを興居島の大室(おぶろ)のはとの中で潮がよく引いた時に掘るんです。
移植ゴテがあればok!^o^
巣の周りをチョイと掘って、スコップの先が巣に触れない程度にあてがい、砂を埋め戻します。
そしたら巣の入り口に⬅️出口かも(・∀・)、砂を少し入れていやがらせをします。
嫌がったスムシが砂を押し上げてきたら、スパン! もしくはザクッとスコップを素早く押して虫を切り、切り口から出てこようとする胴体も探し当てて一本まるごとゲットします。^ - ^
これを持って、すぐ近くの道路から投げ込みます。
投げ釣り道具でもいいし、柔らかい子供がその辺の岸壁から放り込むようなものでもかまいません。
とれたての、柔らかなスムシの胴体はチヌが大好きです。
柔らかすぎてハードな投げ釣りにはチョイ耐えられず、強く竿を振ると、どっかへ飛んでってしまうかも。( ◠‿◠ )
だから柔らかな竿でやんわり投げ込むのです。
ここってとてもチヌが多いんです。^ - ^
わたしが小さいころは、ここの対岸の高浜のフェリー岸壁でよくこの釣りをしました。^ - ^
磯竿の2号くらいなのにスピニングリールの2000番くらいを付けて、中通しのナマリ5〜10号くらいを付けたらハリスを1メートルほどつけてチヌバリの3号くらいを結び、スムシの活きのいい胴体をタップリ4センチくらい付けて、放り込みます。
コレでアタリをまつだけ)^o^(
スムシにしてみれば、住んでたところを掘り返されて捕まり、またその近くの波止の外側に放り込まれて、チヌがウロウロする中でじっと耐えないといけません。マサに踏んだり蹴ったり!^ - ^
そんで頭の硬い部分はとっといてもいいし、硬い竿で遠投にも使えますから、鯛でもチヌでもなんでも来いのエサになります。^ - ^
ここのチヌはけっこうな大型もいるから、一度釣ったら病みつきになるかもよ。^ - ^
春を待ちわびる釣りに狂ったオッサンの独り言でした。^o^