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忽那の雫第95話 本命魚を引っ張り出す奥義!っはある?

釣りをはじめたころ、目的の魚なんていなかった。
とにかく何でもいいから釣りたかった。^ - ^

人によっては連れてってくれた人に言われるままに釣りをする、なんて感じではなかっただろうか?

次第に慣れてきたら、自分の釣りたい魚がでてきて、アレを釣りたい、コレを釣りたいとなってくる。
次にはもっと大きなのが釣りたいとか、アソコで釣ってみたいとか、だんだんと欲が出てきて、しまいには思う通りに釣れないことがストレスになってきて、迷い始める。

自分は釣りに向いてないんじゃないだろうか?とか考えてあれこれ悩む。
釣りってだいたいこういうパターンで深みにハマっていく。^ - ^

でもね、どんな悩みも問題にも解決する方法はあります。
まだ辿り着いていないだけ。

例えば一つ、釣り人にありがちな問題を解決してみましょう。^o^

あなたが投げ釣りをする人だとします。
エサも仕掛けも釣り場も考え抜いていざ釣りを開始します。

狙いは大型の真鯛^ - ^
釣りを始めてはや数年たち、もうそろそろ大きなヤツを仕留めたいと、計画を練ってようやく一定の条件をそろえて釣り場に立てるようになった。^ - ^
エサも良いものがあった。
自分が考える潮と仕事の休みが合った。
時期もちょうど良く、ノッコミ期に当たっている。
デッカい鯛が出たという信頼のおける情報ももらい、そこに立つことができている。(^。^)

もうこうなったら、あとは釣るだけ。
運を天にまかせて釣るだけだ。

ところが、釣り始めてから外道のアナゴばかりで、鯛は小さいのも食ってこない。( ・∇・)

コレはよくある話で、本命の大真鯛が来ずにアナゴばかりが釣れるという、泣きたくなるようなパターンです。^ - ^

実際には夜釣り

もう手は出し尽くして、なすすべがない状態です。^ - ^

こんな時あなたは、こんな良い条件なのに運が悪いとか、偶然今日は鯛が居ないとか、アナゴが多すぎて、鯛がエサを見つける前に食ってしまっているとか考えていませんか?^ - ^

こういうイメージを抱いてると、食うものも食ってきません。^o^

よく釣る人というのは、こういうことが起きる前から、抱くイメージがちがうのです。

最初から鯛を釣るためのイメージを創っています。
例えば、カメジャコで鯛を釣るとします。
カメジャコを買う時、本気で釣る気のある人は一晩に投げる回数を計算して、その分を購入します。^ - ^

エサを少な目に買って、残さず使おうとする人は、自分の都合を優先して、あわよくば大きな鯛を釣ろうとしてるんです。^ - ^

そうではなくて、今日のこの釣りは条件もいいから、何が何でも釣ってやろうと思う人は、全てをチャンスに変える発想があるのです。

一晩に何回投げようと、朝までもつよう計算してエサを買ってる人は、食ってくるアナゴを全部釣り切ってしまおうと考えれる人なのです。

自分の仕掛けが届く範囲に居るアナゴが、一匹釣れるたびに、一匹外道が減ったと考えるわけです。

アナゴが釣れるたびに、あ〜またか〜と嘆く人と、アナゴがまた一匹釣れたから、外道が一匹減ったと喜ぶ人の大きな違いがわかるでしょうか?^ ^

つまりよく釣る人というのは、外道が一匹減ったら、鯛に一歩近づいたと考えられる人なんです。

釣りを運と考えて、釣れた釣れないとまるで占いのようにとらえる人と、起きたことすべてを肯定的にとらえて、竿をたたむ最後の瞬間まで遊び切る人の差がコレなのです。^ - ^←アンタはしぶといだけなんじゃないのか?( ̄▽ ̄)

釣りの奥義は、この発想にあったというわけです。(o^^o)←ワタシの思う奥義ね(^O^)

思考は現実化するといいます。^ - ^

それは釣りを始めてから終えるまで、狙った魚が掛かると思い続けることに他なりません。(^◇^)

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