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忽那の雫第15話 有人無人の島だらけの中で生まれ育った変態釣り師

わたしが小さい頃に聞いた昔話がある。^ - ^

実家から近いところに三つの無人島があるのだが、そのうちの二つの島がけんかをしていたらしい。

一方は四十島と言う

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小説坊っちゃんにも登場するターナー島。有名な無人島だ。(^。^)

もう一方は、地元の人は小島と呼んだり、四十島に対して五十島とふざけて呼んだ子供らもいた。^ - ^

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島とはいえ、実際にはただの岩場といった感じのする小さなもの^ - ^

でもこの島とてもすばしっこくて乱暴だったそうな。^ - ^

四十島にパンチを喰らわせ、島に大きな穴をあけてしまった。

これを見ていたのが九十九島^ - ^

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わたしが生まれた家の前に浮かぶ小さな島なのだが、こらこら喧嘩すんな!と、仲裁に入りドカンと二島の間に居座ったのだと言うのだ。^ - ^

子供心に、話してくれたオジサンが信用できなくて、証拠はあるのかと詰め寄った。^ - ^

そしたらオジサン、四十島をよく見てみろ。殴られた場所に穴があいてるだろ!と反撃( ̄∀ ̄)

実際見てみると確かに大きな穴がある。うーん、そうだったのか〜っと完全に信じ切った。⬅️とても純粋だった頃もある男(^◇^)

そんな島のだらけの環境の中、愛すべき嘘つきな大人たちに囲まれて、変態的な釣り師へと育っていったわけです。^ - ^

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物語の三つの無人島は、こんな位置関係にあり、わたしは九十九島の前で生まれ育ちました。^ - ^

昔はなかった海岸を走る道路が今は整備されているので行けば近くで三つの無人島が見れます。

九十九島と小島の中間地点には、白石の鼻という場所があり、巨石が浮かぶ貴重な場所もありますよ。^ - ^

白石の鼻にはあまり知られていない怖い話もありますから、興味のある方は、この忽那の雫を読み進めてみてください。^o^

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