忽那の雫第211話 あったものが消えて無かったものが出来ると釣り場はどうなる?(中島)
釣り場にあったものが、久しぶりに行くとなくなってた!
とか、何も無かった所にこんなものが出来てた!
なんて話しは釣りをしているとよくある話。^ - ^
目の前の現実はいっときも止まらずに移り変わっていくものです。
釣り場などでは、しょっちゅう行ってるとあまり変わりがないが、久しぶりに来てみるとまったく様子が違ってたということがよくあります。
当てにしてたのに、こんなに変わってはたして前の様に釣れるのか?
っと不安になることもあります。^o^
そんな釣り場の移り変わりが、ワタシの大好きな中島でもよく起こりました。
で、変わって良くなったのか悪くなったのか?
そんな話をちょっとしてみたいと思います。^ - ^
場所は中島の南西面にある浜で、このあたりに2ヶ所変わった所があるんです。
中島の南の端に赤崎があります。
赤崎から海を左に見ながら少し北上すると、キョウメの浜という釣り場があるんですが、ここが変わった。^ ^
もともとわたしたちは、カレイ釣り場としてこの浜でよく釣りをしていました。
50センチオーバーもあがるこの浜で、ワタシたちはメバル釣りもしていて、実は以前この浜の生コン会社の桟橋があったんですが、そこで投げ釣りもメバル釣りもできました。
ちょっと狭いが、桟橋に乗らせてもらい投げ釣りでカレイを釣らせてもらい、実は夜には桟橋をささえる柱に着いたメバルも釣っていたんです。^o^
道路から斜めに30メートルほど伸びた桟橋の足元には適度な藻も生えていて、型の良いメバルやカサゴが着いていたんです。
ところが10年ほど前になるだろうか、来てみると何か殺風景(・∀・)
よく見るとあったものが無かったんです。
アレ〜(°▽°)
つ、釣り場が消えたーっと思いましたが、そこはしぶとい根性の釣り師たち。
道路から投げ始めました。カレイ釣りに大した影響もなく、以前と同じように食いました。
さて問題はワタシらの仲間がやってたメバル釣りです。
わたしは、無くなった桟橋がまだあるつもりで、メバルの仕掛けを振り込んでみました。
するとまったく問題なく食ってくる。^ - ^
ワームでやっても、ゴカイでやっても以前と変わらない。
桟橋が無い方が広々と釣れる。
カサゴなんてね、青虫のデカいやつ付けたら30センチにせまるサイズがバンバン食うこともありました。(o^^o)
あったものが無くなりましたが、藻や捨て石などはそのままだったんでしょうね。^o^
そしてもう一つ^ - ^
キョウメの浜をさらに北上すると長浜海岸があります。
海図上に黒く示した三本の防波堤。
この石積みの防波堤、2〜30年前は無かったんです。
ここはよく釣れるカレイ・アイナメ釣り場で、当時は道路から投げでいました。
何もなかったころは、どこに釣り座を設置するか悩むこともありました。
そこに3本の石波止が出来たんだから嬉しかった。^o^
もう道路から釣りをしないでも、のんびりやれる。
こんな広々した釣り場の誕生でした。(^。^)
釣果も上々で、多彩な魚種がクーラーをにぎわせてくれるようになりました。^ - ^
道路から投げては届かなかった所まで攻めれるようになり、釣果は格段に上がりました。
詳しくは忽那の雫第203話、中島最強の投げ釣りポイント左の左という所で書いています。
夏場のキス・ベラ、冬のカレイ、鯛やチヌなどがごっちゃ混ぜになる釣れっぷり。^ - ^
ここはこの防波堤が出来たから潮の流れは多少変わりましたが、間違いなく良くなった釣り場だと思います。(o^^o)