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忽那の雫第504話 忘れかけの釣り場 (興居島の投げ釣り場)

今回はとでも懐かしい興居島の投げ釣り場を振り返ってみる^ - ^

長いこと通いに通った釣り場なのに、うっかりしたら忘れてしまいそうな場所なのでメモしとくつもりで振り返ってみたい^o^

そう、ワタシが投げ釣りクラブに入る前からか、入ってからなのか忘れてしまったが、投げ釣りでカレイを釣るために足繁く通った釣り場が興居島にある。


だいたいこの辺になるのだが、ワタシとその仲間うちではココをモノラックと呼んでいた。

このモノラックに行くにはちょっとだけ体力がいる。
ワタシなんかは30才台までが限界だったように思う。

まずは高戸山にバイクで駆け上がり、ある位置に停めたらそこから釣り具をかついでモノラック沿に山をゴソゴソと下る。( ・∇・)

全ては狙いのカレイを釣るためなのだが、ここへ仲間を誘っても「うん行く」という人は少なかった。 

誰もが最初の一回は来るのだが、その一回で満足のいく釣果がなかった場合、次からはいくら誘っても首を縦にはふらない。^ - ^

それほど心臓に負担のかかる場所がこのモノラック^o^


なぜそんなシンドイ場所まで行くのか?
釣れるからだ←コレ以外の答えがないヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

当時、興居島の裏側には道があまりなく、ここへ行くには海岸に近い獣道を探すか険しい岩場を足をグネりながら歩くかしかなかったのだ。^o^

それがなんと!(°▽°)
今は護岸工事が進んで、北浦港近くにあるお墓付近から、このモノラックまで直通で行けそうだから参る( ̄∇ ̄)←参らんでも(・∀・)


行けそうという曖昧な表現なのは、まだ行ってみてはないから。^ - ^

奥さんと二人で、近くまでは行ったのだが、短い竿でルアーを振りながら歩いていたら、瞬く間に体力がなくなってしまったのだ。( ̄∇ ̄)

この時、潮が高ければ護岸の上から、潮が引いてれば砂浜に降りて、好きな釣りが出来ることは確認出来たのだが、なにせ小学生並みの体力しかないワタシら二人は、向こうまで行く力は残ってなかった。←小学生に謝れ!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

この護岸、軽トラがやっと通れそうな幅しかないが、ソフトバイクなら夢のような機動力で釣り場まで運んでくれるはずだ。

見てのとおり、島の裏側は岩場と小さな砂浜が交互に繰り返すだけだから、投げ釣りでカレイを狙うにも狙い所を絞るのは難しい。^ - ^

そんなやってみないとわからないような場所で、カレイがよく食う場所を見つけていたんだからエラい←アンタがエラいのか?(°▽°)

ま、まあそうだ( ・∇・)

こんな場所だった時に、何十回も何百回も来て釣り場を探してたんだからエラい←呆れる、だろ!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

当時の投げ釣りスタイルは、リュックを背負って投げ竿のたっぷり入った竿袋と、27リットル程度のクーラーに氷を入れて持って行くというもの。

まさにコレ↓

この格好で、45°の急勾配をモノラックに掴まりながら山を下る。←山のおいさんに謝れ!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

そして幸いにも大漁だった場合は、帰り道に泣く(°▽°)
実際は泣くどころではない^ - ^

涙はなく汗しか出ない^o^

ここで出るのはカレイの他、真鯛・スズキ・チヌなど。

ここは中島の同じような場所

なんでも釣れたら嬉しいものだが、帰り道のことを考えると悲しくなる。

嬉しいが悲しい、それがモノラックでの釣りだったのである。(^O^)

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