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キャンプと本宅(週末田舎暮らし番外編)
まだ「キャンプ場」がなかった頃、一週間単位でキャンプしてました。
当時、中学生ぐらいだったと思います。
テキトーに山に入り、水の綺麗そうな沢を探し、その沢の近くにテントを張る。
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線状降水帯、などなど全く無い時代でしたので台風が来ないことを確認しておけば大丈夫でした。
沢の水でご飯を炊き缶詰をおかずに食べてました。
沢の水で炊いただけで十分美味しかったです。おかず要らないくらい。
シャワーも当然無いので、沢の水で沐浴してました。
キャンプ用荷物は背中に背負って、電車、バス、歩き。
今のキャンプは進化しましたね。
そうそう、テントも自分で作りました!
こんな感じのテントです。
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当時習いたての三角法の定理で側面の三角形の寸法を割り出し、
「ホンマに合ってるんだろうな、えっ!」
と思いながら裁断し、へたくそな運針で縫っていました。
防水は溶かした蝋を染み込ませる。
これがまた、なかなか染み込まないんだなぁ!
お小遣いが足らなくなってきて蝋が買えなくなってきた。
しかたなく、側面だけ、ビニール袋を平たく裂いて面を覆うように貼り付けました。
支柱は、町外れの篠竹藪から切り出してきました。
テントを固定するペグも、御徒町で売っている安い米軍払い下げのものも買えずに、篠竹を裂いて作りました。
で、作ったテントを試し張りしてみました!
「上出来!!」
三角法の定理が初めて
「役にたつ」
モノなんだなぁ、と感心しました。
が、一緒にキャンプに行く友人の親戚から、最新型のドーム型テントが提供されました。
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やっぱ、心配だったのでしょうねぇ。
今思えば、よく行かせてもらえたなぁ、と思います。
ケータイも何もない時代、山に行ったら行ったきり、で、山中連泊、帰ってくるまで消息不明、ですからねぇ
せっかく作ったテントはどうした、ってことですが、
持っていきましたよ、キャンプに!
蝋をたっぷり塗りこんであるのでパリパリで折り畳めない
足で踏んづけてやっと半畳の大きさまでなんとか…。
重いのなんのって、二人がかりで持ち上げないとどうにもならない。
蝋が足らなくなった時、家にあった天ぷら油も塗ったので、油臭充満!
結局のところ、キャンプの寝泊まりは、借りた
「ドーム型」テント、 テヘ❤️
荷物は、蝋が剥がれ落ちてくる、
「手作りテント」
に収めました。
さすがに「手作りテント」には、朝露一つ付かずでした。
材料は、使わなくなったカーテンとシーツ、でした!
今の本宅(田舎のね)とは段違いですね。
当然と言えば当然なんですが。
でもテントの方がメンテナンス、補修、という点では敷居が低かったですねぇ。安く済んだし。
全てが手の届く範囲、
移動もラク(蝋テントは論外…。)
翻って、本宅(田舎のね)の補修は、せいぜい手の届く範囲のペンキ塗りぐらいでしょう。
基礎から屋根まで作れるのは、薪小屋ぐらいかなぁ
(それでも、結構ハードですけど)
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ってか、
どうにかして入手するか、斧で割って作るしかない
でも何かを作り上げるのは楽しいもんですね!
いざ、取り掛かると見えてなかった問題点が山積で、それが雪崩のように襲って来ますけど…。
週末田舎暮らし、決して「ラク」だけではございません、ハイ!
でも、得られるモノも沢山あります。
週末田舎暮らしをしてみたい方、クラインガルテンを年単位で借りられるところもあります。四季を通してみると、ご自身に合っているかなぁ、自分のどこを合わせればいい感じになるかなぁ、が感じ取れると思います。
快適さだけでない、かといって、つらいばかりだけでない体験を是非味わってみてください
さぁてと、週末また畑作りでもするっかなぁ〜。